宮崎県のスタートアップ支援プログラム「hinata STARs」が新たなステージへ
宮崎県と共同で事務局を運営するReGACY Innovation GroupとATOMicaが、2025年度のスタートアップ支援プログラム「hinata STARs」の採択事業者を発表しました。このプログラムは、宮崎県内での起業を目指す人々や、新しい挑戦を志向する方々をサポートすることを目的としています。
「hinata STARs」の公募は2025年8月18日から開始され、多くのスタートアップが集まりました。厳正な書類審査と面談を経て、最終的に選ばれたのは5つの事業者です。選ばれた猛者たちがどのような革新をもたらすのか、今から楽しみです。
採択事業者の紹介
1.
株式会社VOICE lab.
代表者:野下 隆寛
提案内容:VRを利用したストーマ(人工肛門/膀胱)ケア学習システムの開発。これにより、理解の深まりや、実際のケアに役立つ知識の提供が期待されます。
2.
株式会社FREEPOWER INNOVATIONS
代表者:浜元 真規子
提案内容:トルクエンハンサー技術による省エネ開発とESCOスキームの実証。エネルギー効率を高める取り組みは、環境保護にもつながります。
3.
山崎 愛美華
所属先:宮崎大学大学院農学研究科修士課程1年生
提案内容:微生物燃料電池(MFC)の実社会への導入に向けたニーズ探索と検証。これが成功すれば、持続可能なエネルギー源の選択肢が広がります。
4.
Rink株式会社
代表者:永友 健斗
提案内容:高気密な国産ひのきバレルサウナを用いた長期定額サービスモデルの検討。健康志向の高い現代人にピッタリのアイデアです。
5.
株式会社WAKU
代表者:片野田 大輝
提案内容:肉用鶏などに対するグルタチオンの給与が成長に及ぼす影響を包括的に検証。食の安全と品質向上につながる研究が期待されます。
進行予定
選ばれた企業は、2026年3月のデモデイに向けて実証計画を策定し、実行に移す必要があります。ReGACYとATOMicaは、このプロセスをしっかりとサポートし、成功に導くことを目指します。
今後のスケジュールでは、2025年9月10日から計画策定が始まり、2025年10月1日には「hinata STARs 2025 アクセラレーションプログラムの決起集会」が予定されています。このプログラムがどのように進化していくのか、目が離せないですね。
会社紹介
株式会社ATOMicaは、2019年に設立され、宮崎県を拠点にソーシャルコワーキングやコミュニティテックの開発を行っています。
ReGACY Innovation Group株式会社は2022年に設立され、オープンイノベーションに基づく新しい事業創出に特化したサービスを提供しています。両社のシナジーが、宮崎のスタートアップ環境をさらに活性化させることでしょう。