スターティアレイズとRPA NEXTが業務提携 DX推進を深化させる新たな取り組み

スターティアレイズとRPA NEXTが業務提携

スターティアホールディングス株式会社の完全子会社、スターティアレイズ株式会社が、株式会社RPA NEXTと業務提携を発表しました。この提携の目的は、企業のデジタル変革（DX）の推進を強化し、事業展開を広げることです。これによりスターティアレイズは、RPA技術をはじめ、各種支援サービスを通じて、中小企業に対するデジタル化の支援を一層強化していきます。

提携の背景と目的

スターティアレイズはRPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』を中心に業務の自動化を手掛けてきましたが、企業の多くがIT人材育成に課題を抱えていることが明らかになっていました。今回の提携を通じて、RPA NEXTの教育ノウハウを活かし、企業のITスキルを向上させるサービスを提供することで、企業のDX化の実現を後押しします。

主な取り組み

業務提携後、スターティアレイズは以下のような新しいサービスを展開していく予定です。

1. Microsoft Power Platformの研修サービス

Microsoftが提供する『Microsoft Power Platform』を利用した研修サービスに注力します。このプラットフォームはデータ分析、アプリ制作、自動化を支援するクラウドサービスで、業務効率化に役立ちます。複数のツールを組み合わせて使うことで、企業全体の効率が飛躍的に向上します。

2. 生成AIの研修サービス

現在、生成AI技術が急速に進化し、ビジネスシーンでも大きな変革をもたらしています。スターティアレイズは、生成AIを活用するための具体的な方法を学べる研修サービスを提供し、企業の技術力を高めます。これにより、より効率的に業務を進めることが可能となります。

3. RPA『Power Automate Desktop』研修サービス

業務の自動化を実現するRPAツール『Power Automate Desktop』に関する研修も行います。効果的な運用には専門知識が必要なため、スターティアレイズはこの研修を通じて、企業の業務改善をサポートします。

RPA NEXTの代表、株式会社RPA NEXTの小林隆洋代表取締役は、「今回の業務提携によって、私たちのIT人材育成のノウハウをしっかりと活かし、お客様の課題解決に貢献していきたい」とコメントしています。

一方でスターティアレイズの代表取締役社長、古川征且は、「RPA NEXTとの提携を通じ、両社の強みを融合させ、企業のDX推進を加速させていくことを期待しています」と述べています。