「HOKUSAI ―北斎が「北斎」だった時代―」開催決定
あべのハルカス美術館で、2027年5月22日から7月19日までの期間、「HOKUSAI ―北斎が「北斎」だった時代―」という特別展が開催されます。この展覧会では、浮世絵を代表する絵師・葛飾北斎の魅力に迫ります。
北斎は生涯の中で何度も画号を変更したことでも有名ですが、特に「北斎」と名乗っていた時期、つまり寛政8年(1796年)から文化10年(1813年)にかけての約18年間は、彼の絵師としての頂点を示す期間でもありました。この時期に描かれた作品は、単なる美術品にとどまらず、当時の文化や社会の状況を反映したものでもあります。
北斎の大胆な挑戦
この展示では、北斎が寛政期後半から文化期にかけてどのような革新を行ったのかを探ります。北斎は、絵入狂歌本に色彩豊かな挿絵を提供し、この分野での第一人者となりました。また、彼が関与した読本の流行は、彼の圧倒的な画力と作画量によって推進され、文学と絵画の新たな融合を生み出しました。
さらに、北斎が手掛けた美人画や名所絵、そして芝居を題材にした一枚物の版画も数多く展示予定です。これらの作品は、北斎の緻密な技術と、彼の芸術的探求心を見事に表現しています。
特徴的な作品の数々
本展では、北斎時代の作品を中心に、国内外の貴重なコレクションから厳選された多彩な作品が一堂に紹介される予定です。絵入狂歌本や読本のほか、摺物、洋風版画、肉筆画など、北斎が存分に挑んだ多様なジャンルの作品に触れることができます。
この展覧会は、これまでの北斎展とは一味違った内容で、彼の活躍する史実・絵画界の激動の時代を体感できる貴重な機会となることでしょう。
開催情報
- - 会期: 2027年5月22日(土)〜7月19日(月・祝)
- - 共催: NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
美術館は「より魅力的な都市型美術館」として、今後も多くのお客様に楽しんでいただける展示を予定しています。この機会に是非、北斎の真髄を体験してみてはいかがでしょうか。