SNS世代のダイエット事情、推し活がモチベーションに！

SNS世代のダイエット意識調査

トレンダーズ株式会社が運営する美容医療メディア「Art+」が、10～20代のSNSネイティブ女性360名を対象に行ったダイエットに関するアンケート結果が発表されました。この調査は、SNSネイティブ世代の女性たちが、ダイエットに対してどのような意識を持ち、どのようなきっかけがあるのかを探るものでした。

「痩せたい理由」は“推し”がきっかけ

アンケートでは、「あなたが『痩せたい！』と思うタイミングは？」という質問が多く寄せられました。その結果、最も多かった回答は「痩せている子を見たとき」で、32.5％の人が選びました。これは、他人と自身の体型を比較するケースが多いことを示しています。次いで「着たい・欲しい洋服があるとき」が31.9％、続いて「常に痩せたい」（29.7％）や「写真が盛れないとき」（26.7％）など、自分の見た目が意識されています。

特に注目すべきは「推し活をするとき」（25.0％）や「推しに会うとき」（24.2％）という回答で、これらは意外にも「パートナーと会うとき」（19.2％）よりも高い割合を示しました。令和の時代において、恋愛よりも自分の“推し”との関係がダイエットの動機になっていることが浮き彫りになりました。

ダイエット法は堅実派が多数

次に、過去に試したことがあるダイエット法を尋ねたところ、「運動」（42.8％）と「カロリー制限」（30.0％）が上位を占めました。約3割が「ダイエットしたことがない」と回答したことから、若年層の中には経験がない群も確かに存在します。

さらに、具体的なダイエット方法としては「食べ順ダイエット」（20.3％）や、「〇時以降は食べないダイエット」（18.1％）、さらには「糖質制限」（16.7％）や「置き換えダイエット」（11.9％）が挙げられました。これらの方法は認知度が高いにも関わらず、実践者は1～2割程度と少数派です。

ダイエットのつらさトップは「我慢」

ダイエットを経験した人への質問では、「ダイエットの際に辛いことは？」という質問に対し、「食べたいものを我慢すること」（44.6％）や「思うように痩せない」（44.2％）、さらには「痩せるまで時間がかかる」（37.1％）という結果が上位に上がりました。このことから、実際の成果が出づらい中でのストレスが、大きな負担になっていることが明らかになりました。

医療ダイエットに対する興味の高まり

調査では「美容医療による医療ダイエットに興味がありますか？」という質問も行われ、「非常に興味がある」（13.9％）と「けっこう興味がある」（21.1％）を合わせると、約3人に1人のSNSネイティブ世代が医療ダイエットに興味を持っていることがわかりました。

今回の調査は10～20代のSNSネイティブ世代の女性を対象にしており、ダイエットに対する意識や行動の理解を深めるものでした。今後も「Art+」は、忙しい生活の中で美を追求できる情報を提供し続けていきたいと考えています。

なお、この調査は無理な減量や過度なダイエット行為を推奨するものではないことをご留意ください。また、本調査での「医療ダイエット」とは、医療機関で行われる痩身施術全般を指しています。