横浜ベイクォーターが環境への挑戦を開始
横浜ベイクォーターは、2023年10月1日より食品リサイクルの取り組みをスタートしました。このプロジェクトは、三菱倉庫グループの方針に基づき、持続可能な社会の実現を目指しています。具体的には、飲食店で発生する食品廃棄物を活用し、バイオガスを生成することで発電を行います。この取り組みによって、年間約40トンもの温室効果ガス(GHG)の排出削減が期待されています。
食品廃棄物のリサイクルとは
食品リサイクルは、廃棄されるはずの食品を無駄にせず、エネルギーとして再利用するプロセスです。横浜ベイクォーター内には、27軒の飲食店がありますが、これらの店舗から排出される食品廃棄物は毎年相当量にのぼります。そこで、株式会社Jバイオフードリサイクルと協力し、これらの食品廃棄物を微生物の力でバイオガスに変換します。このバイオガスからは電力が創出されるため、環境負荷の軽減につながるのです。
SDGsロッカーの導入
さらに横浜ベイクォーターでは、横浜市とヨコハマSDGsデザインセンターとの連携により、食品ロス削減の一環として「SDGsロッカー」を設置します。これは、消費期限内の食品をお得な価格で販売するロッカー型自動販売機です。例えば、「IKEA横浜ベイクォーター」では、ホットドッグ用のバンズを販売する予定です。これにより、廃棄予定の食品を地域住民に提供し、食品ロスを減らすことも目指しています。
地域との連携と今後の展望
横浜ベイクォーターは、三菱倉庫グループとして、地域との連携を重視してきました。今後も地域やテナントと協力しながら、持続可能な社会の実現に向けての取り組みを続けていく方針です。これにより、地域の環境保護に寄与しつつ、訪れる人々にも良質な体験を提供することを目指しています。
横浜ベイクォーターは、その美しい景観と多様な店舗で知られていますが、環境への配慮も忘れずに進化を続けています。私たちひとりひとりが意識し、持続可能な社会に貢献することが重要です。これからの横浜ベイクォーターに、ぜひ注目してみてください。
概要
- - 名称: 横浜ベイクォーター (Yokohama Bay Quarter)
- - 所在地: 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10
- - 店舗数: 約80店舗
- - 営業時間: レストラン 11:00~22:00 (一部は23:00まで) / ショップ・サービス 11:00~20:00
- - アクセス: 横浜駅きた東口Aから歩道橋「ベイクォーターウォーク」で徒歩3分、横浜駅東口からポルタ、そごう2F経由で徒歩7分
持続可能な未来には、私たち皆が積極的に参加することが求められています。横浜ベイクォーターの最新の取り組みから、その一歩を感じてみてはいかがでしょうか。