新刊「人と組織の心理から読み解くリスク・コミュニケーション」のご紹介
2012年10月9日、有限会社エンカツ社から新たに発行された「人と組織の心理から読み解くリスク・コミュニケーション」が全国の書店とネット書店で販売を開始しました。この著書は、リスクマネジメントにおける重要な視点を提供する一冊です。
著者は、有限会社エンカツ社の代表取締役社長である宇於崎裕美さんと、リスク・コミュニケーションを専門とする心理学者の掛札逸美さんの共著。両者は、それぞれの知識と経験をもとに人と組織の心理面に焦点を当て、リスク・コミュニケーションの新たな理解を促します。
本書の内容
本書は、リスクに関する心理的側面をもとに、対話を重視したコミュニケーションの進め方を解説しています。特に、危機管理広報や企業内コミュニケーションにおける理論や実践に役立つ提案が満載です。特に、危機管理におけるコミュニケーションの重要性と、その適切な実施方法についての理解が深まります。
目次のポイント
1.
リスク・コミュニケーションの基本
初めにリスク・コミュニケーションの基礎を理解します。リスクの理解の仕方や、社会において受け入れられる情報の伝え方について示されています。
2.
コミュニケーションとは何か?
コミュニケーションとリスクの定義が解説され、リスクを有効に伝えるための技術と方針が紹介されます。
3.
リスク・コミュニケーションの原則
アカウンタビリティの重要性や、効果的なリスク・コミュニケーションに必要な7つの原則を整理しました。
4.
市民・消費者の視点からの考察
リスクへの認識や反応の仕方について、消費者目線の心情を照らしながら解説します。
5.
事業者の視点から見る信頼の獲得
リスクと共存し、企業がどのように信頼を築くことができるかが述べられています。
6.
リスク・コミュニケーションの未来
本書の最後は、リスク・コミュニケーションの重要性を再確認し、今後の方向性についての考察がなされています。また、巻末には著者が行った弁護士へのインタビューを通じて、謝罪に関する法的見解も掲載し、実務的なヒントも提供しています。
購入方法
本書の価格は1,050円(税込)で、全国の書店およびオンラインで購入可能です。詳細は
こちらからご覧いただけます。
この本は、組織運営に携わる方、広報担当者、安全管理者、さらにはリスクコミュニケーションに関心を持つすべての人々にとって、必読の一冊です。リスクと向き合い、そのコミュニケーションを改善したい方にとって、今後の活動に役立つこと間違いありません。