株式会社ジェイテックジャパンが手掛ける新たな開発環境
最近、株式会社ジェイテックジャパンが新しいイベントソーシング実行環境「SekibanWasmRuntime」をリリースしました。この革新的なシステムは、WebAssembly(Wasm)技術を利用しており、開発者がバックエンドを自前で構築する必要を無くすことを目指して設計されています。GitHubでソースコードを公開しているため、すぐに利用開始することができます。
GitHubリポジトリ 及び
Sekibanサービスサイト はこちらからアクセスできます。
SekibanWasmRuntimeの利点
「SekibanWasmRuntime」は、以下の4つの主要なメリットを提供します。
複雑なバックエンド構築の自動化
多くの開発者にとって、イベントソーシングの実行環境を一から構築するのは非常に労力のかかる作業ですが、SekibanはMicrosoft Orleansを内部に統合したアプローチでこれを自動化します。開発者は複雑な設定を行わずとも、コンテナを起動し外部データベースに接続するだけで、高度な実行環境を得られます。
安全なサンドボックス環境
Wasmを使って、アップロードされたコードを安全に実行できるサンドボックス環境を構築しました。ホストサーバーからドメインロジックを分離し、システム全体の安全性を高めることで、外部から持ち込まれるドメインロジックを安全に実行できます。
多言語対応と拡張性
現在K#とRustが主な対応言語として確立されており、Wasmの特性を活かすことで他のプログラミング言語にも対応できる可能性を秘めています。このアーキテクチャにより、開発者は異なる言語でのドメインコード記述に柔軟に対応できます。
オープンソースでの公開
「SekibanWasmRuntime」はElastic License 2.0のもとで公開されているため、個々の開発者や企業は無償で自由に利用・改変できます。サードパーティ向けのマネージドサービスを除いて、コードの再配布も可能です。
開発の背景
「SekibanWasmRuntime」の開発は、イベントソーシングのバックエンドを自分で構築しなくても済む方法を探る中での発想から生まれました。高度な実行環境を構築することがジョブの負担を軽減し、迅速で安定したサービス提供を可能にします。
技術スタックと検証機能
現在公開されているパッケージはC#とRustで、データ保存にはPostgreSQL、SQLite、Azure Cosmos DBが対応しています。今すぐに自社環境での検証が可能で、容易に導入できる体制が整っています。これを利用することで、開発者はより短期間でプロジェクトを立ち上げることができます。
ジェイテックジャパンの今後の展望
エンジニアチームは日本とアメリカにオフィスを構え、リモートで開発活動を行っています。今後はさらに機能拡張や言語対応の強化、ドキュメントの整備が進められる予定です。また、クライアントに最適なインフラやデプロイ設計を提案する有償のコンサルティングサービスも提供しています。
お問い合わせ
株式会社ジェイテックジャパンへのお問い合わせは、以下のリンクから可能です。
ジェイテックジャパンは、次世代バックエンドアーキテクチャの普及に貢献し、より良い開発環境の実現を目指しています。