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ダイハツが仕掛ける福祉介護サービス「ゴイッショ」

ダイハツ工業株式会社（以下、ダイハツ）が出雲市で新たに実施する福祉介護向け共同送迎サービス「ゴイッショ」の実証実験が、2024年8月1日から8月30日までの期間にわたって行われます。このプロジェクトは、少子高齢化および地域活性化という社会的課題の解決を目指しています。

「ゴイッショ」は、複数の通所介護施設が存在する地域において、効率的な送迎業務を提供することを目的としています。具体的には、送迎業務を外部に委託し、共同運行を行うことにより、介護人材不足の解消や高齢者の移動手段確保を支援する仕組みが整えられています。実際にこのサービスは2022年4月から全国の地方自治体向けに提供を開始し、すでに香川県三豊市で利用されています。

出雲市では2023年に、共同送迎サービスがもたらす人材確保や定着の効果についての調査を実施。これに基づいて運営体制を検討し、実証実験に向けた準備が進められました。実証実験の運営は出雲市が担い、ダイハツがその支援を行います。具体的には、運営フローやマニュアルの策定、地域交通事業者や介護施設との調整・交渉などの業務に取り組むことになります。

この実証実験に参加するのは出雲市内の5法人、7つの介護施設で、運行車両は5台用意されています。送迎は朝と夕方の時間帯に行われ、期間中に約850人の高齢者が利用する予定です。実施結果を分析し、事業に関する課題を洗い出すことで、運営体制やサービスの成立性を検証する計画です。

ダイハツは今後も「ゴイッショ」をはじめとして、地域社会に貢献する様々なサービスの提供を通じて、モビリティ社会の実現を目指しています。モノづくりとともにコトづくりにも力を入れることで、お客様の生活がより豊かになるような取り組みを推進していく方針です。

この「ゴイッショ」に関する詳細情報や利用方法については、ダイハツの公式ウェブサイトをチェックしてみてください。地域に根ざした新たな移動手段として、今後の展開が期待されます。

ゴイッショ ホームページ

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