AIと音声認識の新サービス
2021-03-16 11:00:05

AIチャットボットによる音声認識トレーニングの新展開

AIチャットボットによる音声認識トレーニングの新展開



最近、カスタマーサポートにおける接点の大切さが再認識されています。企業にとってコンタクトセンターは顧客との信頼関係を築く場所であり、その重要性は年々高まっています。しかし、コミュニケーターの育成には時間と労力がかかるため、多くの企業が頭を悩ませています。この問題を解決すべく、新たに登場したのが「AIセルフトレーニング」です。これにより、音声認識技術「AmiVoice」を利用して、効率よくコミュニケーター教育を行えるようになります。

AIセルフトレーニングの概要



この新しいサービスは、コールスクリプトを学習したAIをお客様役として用いることで、実際の業務に即した形でトレーニングを行います。具体的には、オペレーターの会話を音声認識API「AmiVoice Cloud Platform」を通じて、リアルタイムで文字化。そして、AIがその内容を分析し、表現の明確化や不適切な表現の指摘を行います。これにより、スーパーバイザーの教育負担を軽減しつつ、効率的な育成を可能にします。

自由な時間を利用したトレーニング



AIセルフトレーニング最大の魅力の一つが、クラウドベースのサービスであるため、時間の制約を受けずにコミュニケーターがトレーニングできる点です。空き時間を有効に活用できるため、スーパーバイザーの負担を軽減するだけでなく、トレーニングの機会を増やすことができます。

実践的なスキル習得が可能



さらに、AIとの会話により、実務に即した形での練習が実現します。AIは男性・女性の声やさまざまな感情表現ができることから、実際の顧客応対に近い形でコミュニケーターを育成することが可能です。このように、実践的なスキルを身につけることで、応対品質の向上が期待されます。

クオリティ向上に向けたサポート



トレーニング中、コミュニケーターの発話が音声認識で文字化され、その内容がAIにより分析されます。そして、訂正ポイントをリアルタイムで指摘することで、法制度や新商品の情報に基づく的確な応対が可能になります。このように、育成過程全体でバラつきのない情報共有が進むため、恒常的に品質を確保できるようになります。

AmiVoice Cloud Platformの強み



音声認識機能を簡単に導入できる「AmiVoice Cloud Platform」は、特別なライブラリを必要とせず、様々なシナリオで音声認識サービスを提供します。このAPIの導入により、音声認識にかかる開発時間を大幅に短縮でき、高精度な認識結果を得ることができます。さらに、音声文字化、音声対話、音声翻訳など、幅広い用途に対応しています。

企業紹介



「株式会社東京システムリサーチ」は、多種多様な業種に特化したシステムやソリューションを提供し、顧客のビジネスをサポートしています。また、「株式会社アドバンスト・メディア」は、音声認識技術を基にしたサービスを展開し、人と機械の自然なコミュニケーションを実現することを目指しています。

このように、AIセルフトレーニングは、効率的なコミュニケーター育成を実現し、企業のコミュニケーションの質を向上させる画期的な取り組みです。さまざまな業界で、この新たな技術がどのように活用されていくのか、今後の展開に注目です。

会社情報

会社名
株式会社東京システムリサーチ
住所
東京都江東区豊洲5-4-9KR豊洲ビル
電話番号
03-6864-3680

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