高校生のファッションで地域を元気に！新プログラム始動

地域とファッションを結ぶ新しい取り組み

2025年9月3日、日本全国の高校生を対象にした"ZOZO×PROJECT ～ファッションで地域を元気に！～"が発表されました。この取り組みは、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームと株式会社ZOZOの連携によるもので、高校生がファッションを通じて地域課題に挑戦することを目的としています。

地域・教育魅力化プラットフォームとは

地域・教育魅力化プラットフォームは、意志ある若者を育成し、持続可能な地域社会を目指す団体です。2017年に島根県で設立され、主に地方の公立高校に対して3年間の国内留学を支援する「地域みらい留学」を展開しています。今回のZOZOとのコラボレーションは、地域創生と若者育成を目的とし、高校生がファッションを通じて地域の問題に取り組む新しい試みです。

プログラム内容

この探究プログラムは、ファッションに興味がある全国の高校1〜3年生を対象とし、オンラインでのレクチャーやプロジェクト相談を通じて進行します。プログラムは全4回にわたり、具体的なスケジュールは以下の通りです。

- 第1回: ZOZO社員によるレクチャー（9月3日）
- 第2回: プロジェクト相談（10月1日）
- 第3回: プロジェクト相談（11月5日）
- 第4回: 発表会（12月3日、オンライン開催）

さらに、優秀なプロジェクトには2026年1月にZOZO本社への訪問の機会が提供される予定です。参加は無料で、全国の高校生が自由に参加できます。

参加者の声

参加する高校生たちは、ファッションを通じて地域課題に対する強い想いを語っています。例えば、沖縄県の高校生は、伝統的な久米島紬の魅力を広めるために参加したいと語り、石川県の生徒は能登の復興に貢献したいという強い意志を表明しています。彼らの情熱がこのプログラムをさらに豊かなものにしていくことでしょう。

ZOZOの社会貢献活動との連携

このプログラムは、ZOZOがすすめる社会貢献活動「FUTURE FOR YOU」とそれに基づく「教育」「スポーツ・文化」「寄付・支援」の4つのカテゴリーを通じた連携によって実施されます。彼らのビジョンは、10年後、100年後にわたってより良い社会を実現するための次世代を支援することです。ファッションに興味を持つ若者たちがこれを通じて地域と社会の課題解決に携わる重要な場となるでしょう。

期待される成果

ZOZOの社員と高校生が直接触れ合い、地域の課題を共に考えるこのプログラムは、実践的な学びの場を提供します。地域貢献とファッションが融合する新しいチャンスが広がり、高校生にとっての成長の場となることが期待されています。彼らの創造力が地域や社会にどのように影響を及ぼすか、注目したいと思います。

まとめ

"ZOZO×PROJECT"は、地域課題に向き合う高校生とそれを支える企業との連携の新たな形を示しています。特にファッションという親しみやすいテーマを通じて、自らの未来を切り開く若者たちの姿が見えるでしょう。地域の魅力を最大限に引き出すこのプログラムから、今後多くの素晴らしいアイディアが生まれることを期待しています。