株式会社ROMS、国際物流総合展2024で新型自動仕分機を初披露
株式会社ROMSが開発した立体型自動仕分機「ナノ・ソーター」が、2024年9月に東京ビッグサイトで行われる「国際物流総合展2024」で初めて一般公開されます。この自動仕分機は、狭いスペースでも圧倒的な面積効率を誇っており、多くのEC、小売、物流業者にとって革命的なソリューションとなることでしょう。
ナノ・ソーターの特長
ナノ・ソーターは、その高さを活かして狭い場所にでも設置可能であり、圧倒的な面積効率を実現しています。以下に、ナノ・ソーターの主な特徴をいくつか紹介します。
1.
自動高速仕分けと検品レス:トータルピックされた商品を自動で迅速に仕分けすることができ、自動化によりミスも抑制されます。
2.
面積効率の向上:4メートルの高さを生かし、5坪の面積に300間口以上を持つことで、面積当たりの仕分け間口数を飛躍的に向上させました。
3.
大量仕分けが可能:一度に大規模な仕分けをすることができ、オペレーションの柔軟性が増しています。
4.
ワンオペ・連続稼働:間口やラックの頻繁な取出しや入替えが不要で、1人のオペレーターがピースの投入に集中でき、連続的な作業が可能です。
5.
柔軟な出庫:コンベヤでの搬送や直出しなど、次工程に合わせた柔軟な出庫運用ができます。
6.
前後工程の自動化:自社で開発したケース搬送AGVやロボットピッキングシステムを使って、仕分け作業の前後の搬送も可能です。
こうした特徴を活かして、ナノ・ソーターは自動仕分け後の商品梱包時にAIを用いて、最適な梱包資材のサイズや梱包順を視覚的に提案するシステムも搭載しています。これにより自動仕分けだけでなく、全体の物流プロセスがスムーズに進むことが期待されています。
展示会の詳細
株式会社ROMSは、国際物流総合展2024において2つのブース、東4ホール4-202(大和ハウス工業ブース)と東7ホール7-612(ROMSブース)に出展します。特に、東4ホールではナノ・ソーターの実機展示を行い、実際の仕分けデモも実施される予定です。
また、東7ホールでは自社開発の超小型無人店舗・自動倉庫「ナノ・ストア」や、ナノ・ストリームと呼ばれる小型自動倉庫システムの搬送機器としてのデモも予定されています。これにより、物流向けに柔軟性や拡張性を追求した最新技術をご確認いただけます。
訪問を希望される方には、事前予約が推奨されており、特設ページにも詳細な展示内容が紹介されています。この機会に最新の自動化ソリューションに触れてみてはいかがでしょうか。
国際物流総合展2024の概要
会社概要
株式会社ROMSは、EC、小売、物流事業者向けに自動化ソリューションを提供しており、高性能小型自動倉庫やロボットピックシステムを中心に展開しています。これまで数々の企業に革新的な物流ソリューションを提供し続けており、今後も新しい技術の実用化に励んでいます。