フレミールの進化
2025-12-16 13:05:45

新機能『個人管理オプション』導入で進化するクラウド栄養管理システム

クラウド版栄養管理システム『フレミール』が新機能を発表



トータル・ソフトウェア株式会社が提供するクラウド版栄養管理システム『フレミール』に、利用者ごとの詳細な食事情報を管理するための新機能「個人管理オプション」が追加されました。これにより、病院や介護施設での食事提供がより効率的に行えるようになります。

背景:現場が抱える課題



病院や介護福祉施設では、利用者の個別の食事情報を正確に管理することが求められます。特に、食種や主食・副食形態、禁食事項など、細かい情報が必要です。しかし、従来の方式では情報が分散してしまい、記載漏れや誤配膳が発生することもありました。
こうした問題は、現場の混乱を招くほか、利用者の安全性に影響を及ぼす可能性があります。そのため、個別対応の重要性がますます高まっているのです。これを解決するために開発されたのが、今回の「個人管理オプション」です。

新機能の特徴



1. 個別の食事情報管理



「個人管理オプション」では、各利用者に応じた食事情報を登録可能です。食種や主食・副食形態だけでなく、禁食事項や食事コメントも含めることができます。この情報が正確に反映されることで、安全で満足度の高い食事の提供が実現します。

2. データの集計・出力



この新機能は、主食や副食形態ごとに利用者の情報を集計し、一覧形式で出力できる機能も搭載しています。これにより、どの利用者が何を食べられないのか、または特定の食種に属する人数を瞬時に把握でき、現場の意思決定が迅速かつ正確に行えるようになります。

3. 食札の多様なフォーマット



また、食札も様々な書式で出力可能です。利用者名や食種、形態、コメントといった情報を自由にカスタマイズして印刷できるため、現場での情報共有が円滑になります。これにより、誤配膳を未然に防ぐ取り組みも強化されるでしょう。

導入メリット



新機能を取り入れることで得られるメリットは多岐にわたります。具体的には、
1. 情報管理の効率化:食事関連の情報を一元的に管理することで、記載漏れや誤配膳を防止。
2. 現場の負担軽減:手作業が減ることで、業務の効率が向上。
3. サービス品質の向上:禁食事項や利用者の嗜好を確実に反映し、安全で適切な食事を提供できる。これらにより、利用者の満足度も高まります。

今後の展望



『フレミール』は今後も、給食業務の効率化と品質向上を目指し、リアルタイムでの現場の声を反映した機能開発を続けていく意向です。これにより、全国の8,000以上の施設で導入された実績をさらに拡大していくでしょう。

栄養管理システムのラインナップ



1988年に初版「Myカロリー」を発売以来、トータル・ソフトウェアは管理栄養士や栄養士が日常業務を効率化するためのツールとして進化を続けてきました。現在のラインナップには、病院向けの「メディカロリー」、介護施設向けの「プロカロリー」、保育園向けの「Kids’カロリー」、委託・給食サービス会社向けの「Qカロリー」、栄養ケアマネジメント支援の「ケアライズ」が含まれるなど、多様なニーズに応えています。

お問い合わせ先



更なる情報や導入についての問い合わせは、トータル・ソフトウェア株式会社の東京営業所までご連絡ください。詳細は公式サイトを御覧ください。


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会社情報

会社名
トータル・ソフトウェア株式会社
住所
鹿児島県鹿児島市紫原3丁目21-7
電話番号
099-253-6041

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