ウォーキングアプリ「aruku&」による意識調査の結果
株式会社ONE COMPATHが運営するウォーキングアプリ「aruku&」は、全国で15,374名を対象に「歩行と血液型」に関する意識調査を実施しました。この調査は2025年7月21日から8月4日の間に行われ、血液型に基づいてユーザーが競い合う「勝手にウォーキング対抗戦」も同時に行われました。
調査の概要と結果
調査に参加した男女の血液型分布は、A型が約36.4%、O型が29.3%、B型が21.3%、AB型が10.6%と、日本人の血液型分布に一致しています。特に注目すべきは、1日の平均歩数においてO型が11,539歩でトップ、次いでA型11,472歩、AB型11,305歩、B型11,152歩と、僅差の結果が出ました。このことから、血液型による歩行活動には大きな差が見られないことがわかります。
ウォーキングの目的と行動
調査の一環で、ユーザーがウォーキング中に行うことを聞いたところ、最も多いのは「歩数や時間のチェック」で56.7%を占め、「景色を楽しむ」と答えた人も45.9%に達しました。つまり、多くの人が健康を意識しつつも、楽しみを感じながらウォーキングをしていることが明らかになりました。
それに対し、ウォーキングコースの選び方では明確な傾向が見られました。「その時の気分で決める」と回答したのは、A型が31.1%、B型が21.2%となり、この2つの血液型が気分に合わせる傾向が明らかになっています。一方、O型とAB型はこの選択肢を選ぶ人が少なく、歩行スタイルにも異なる特徴があることがうかがえる結果です。
健康意識と悩みの調査
年代ごとの健康に対する悩みも興味深い結果を示しました。若い世代では「運動不足」や「睡眠不足」が挙げられ、中年層は「体重管理」や「肩・腰痛」が注目され、高齢者は「生活習慣病」に対する懸念が高まりました。このように、年齢とともに健康への意識が変化していく様子が分かります。
また、幅広い健康に対する悩みが寄せられており、個々の生活習慣や健康状態によって多様な問題があることも浮き彫りとなりました。
アプリの利用状況
アプリを使った記録については、A型の61.8%が「アプリなどで歩数を記録している」と回答し、次いでO型が61.3%、B型が59.9%、AB型が57.9%と、A型がトップとなりました。この結果からも、A型が特に積極的にアプリを活用していることが分かります。
一部の回答には、「ポイ活」や「歩数でお得になるアプリの活用」という声もあり、アプリ使用の実用性が高まっていることも示されています。
まとめ
この調査を通じて、ウォーキングアプリ「aruku&」は、単なる歩数の記録を超え、さまざまな健康情報の収集が可能であることを示しました。血液型や年齢によって異なる歩行意識が浮かび上がる中、今後の健康促進施策やアプリの進化に期待が寄せられます。運動を通じて、より多くの人々が健康的な生活を送れるようになることを願っています。