CES2026での「サステナブルパークシティ構想」の展示
アメリカのラスベガスで開催される世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES2026」では、三井不動産レジデンシャルが提案するカーボンニュートラル社会に向けた「サステナブルパークシティ構想」が注目を集めています。本構想は、2030年度までに温室効果ガス排出量を40%削減し、2050年度にはネットゼロを目指すという大きなビジョンに基づいています。
この展示では、建築系スタートアップであるVUILD株式会社と連携し、建築時のCO2排出量を40%削減する新たな建築モデルも発表されます。このモデルは、VUILDの特許技術を活用した「曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法」によって実現されており、地上14階建て130戸の分譲集合住宅での作品想定がされています。
新たな建築モデル:曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法
VUILDの技術により、従来の約200mmのスラブ厚が必要な床を、80mm程度まで削減可能になりました。この革新は荷重を効率的に分散し、必要なコンクリート量を大幅に減らすことができます。また、スラブ形成時の型枠が内装仕上げ材として活用されることで、内装の木質化によってもCO2排出を抑えることができます。
展示の内容
CES2026では、サステナブルパークシティ構想全体を表現する街の模型やパネルが展示され、カーボンニュートラルや環境共生に向けた取り組みが紹介されます。特に「曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法」の展示には多くの期待が寄せられています。三井不動産は2022年からこの展示会に参加しており、過去にはパッシブデザイン住宅や省エネ行動を促進するアプリも展示されています。
2026年のCES開催概要
- - 開催期間: 2026年1月6日~2026年1月9日
- - 開催地: アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス
- - 出展ブース: Venetian Expo2階ブース#53555
コンセプトモデルの建築計画
「サステナブルパークシティ構想」に関連するコンセプトモデルの建築も視野に入れています。このモデルでは、本構想の一部を実際に再現し、カーボンニュートラルに向けた最新の住宅設備や取り組みを実証実験します。
このプロジェクトは、三井不動産レジデンシャルの長期的な環境への取り組みの一環であり、未来の持続可能な住環境を顧みる重要なステップとなるでしょう。
三井不動産の取り組むサステナビリティ
三井不動産レジデンシャルは、多様なライフスタイルに応じた商品やサービスを提供することに加え、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入を進めています。また「くらしのサス活」を通じて、入居者が楽しみながら省エネルギー行動を行えるような環境を作ることを目指しています。
三井不動産グループは「共生・共存・共創」という理念のもと、社会的価値と経済的価値の創出を両立させ、持続可能な未来に向けた取り組みを続けています。
このCES2026での展示は、単に新技術を紹介するだけでなく、未来の住宅や街づくりのあり方を提言する重要な機会となるでしょう。