トレーダム株式会社、新CSO/CROの参画
トレーダム株式会社は、東京都千代田区を本社に持つフィンテック企業であり、最近CSO/CRO (Chief Strategy & Revenue Officer) として津田浩之氏が加わったことを発表しました。この新たな組織体制を背景に、トレーダムはAIを活用した為替リスク管理システム「トレーダム為替ソリューション」を通じて、企業の為替リスク管理の簡略化に努めると共に、今後の事業拡大を図ります。
新任CSO/CRO、津田浩之氏の経歴
津田氏は一橋大学経済学部を卒業後、住友商事で金融や航空、社会インフラの分野において、M&Aを含む多くの大型プロジェクトを主導してきました。ロンドンやニューヨーク赴任中には、米州住友商事の経営企画部長として、北米や中南米全土の戦略実行を手掛けました。また、2021年からはGMO VenturePartnersで執行役員としての役割を果たし、具体的な投資と事業支援に従事。その後、2024年9月からトレーダムでの経営に加わります。
津田氏の就任への思い
津田氏は「パンデミック後の地政学的なリスクや気候変動が問題視される中、企業ビジネスが急速に複雑化している」と指摘し、その中でも為替リスクへの挑戦が企業にとって重要なテーマであると強調しています。トレーダムの理念である、テクノロジーを活用してビジネスのグローバル化を推進する姿勢に共感し、CSO/CROとして活躍する意向を示しているのです。また、AIと金融工学を組み合わせたトレーダムの能力が、次世代のリスクソリューションを提供する可能性があるとも考えています。
トレーダム株式会社の理念と事業
トレーダムの企業理念は、グローバルな市場での企業の為替リスクを適切に管理することにあります。そのために、AIとデータサイエンスを駆使した「トレーダム為替ソリューション」を開発・提供しており、これにより企業がリスク管理を効率的に行えるようサポートしています。特に、AI×金融工学の技術を活用することで、企業の国際展開や成長を加速させることが期待されています。
新経営体制の概要
トレーダムの新しい経営体制では、浦島伸一郎社長と阪根信一氏が共同でCEOを務め、小栁隆裕がCFO、吉岡豪麿がCAOを務めます。さらに、津田浩之氏が新たにCSO/CROとして加わり、今後の企業成長において重要な役割を果たすことになります。新たなメンバーで構成された経営チームは、企業の競争力を高めるべく、ますます精力的に活動していくことが予想されます。
まとめ
トレーダム株式会社は、津田浩之氏の参画によって経営体制を強化し、AIを活用した為替リスク管理システムを通じて、企業に新たな成長の可能性を提供することを目指しています。これからのトレーダムの動きに注目が集まることでしょう。