JTG証券が新たに導入した預り資産連動型手数料コースとは?
JTG証券が提供する預り資産連動型手数料コースの概要
JTG証券(正式名称:Jトラストグローバル証券株式会社)は、2024年8月13日から新たに「預り資産フィーコース」を提供開始します。このコースは、IFA業者向けに設計されたもので、お客さまの預り資産に基づいて手数料が決まるという新しい仕組みです。
預り資産フィーコースの特徴
この新しい手数料体系は、お預り資産の評価額に連動して残高手数料が設定される点が大きな特徴です。具体的には、有価証券の売買に関わる手数料が基本的に免除されるため、取引そのものにかかるコストを気にせずに済むメリットがあります。
たとえば、IFA業者が担当するお客さまの預かり資産が増加すると、それに応じて受け取る手数料も増えるため、業者は資産形成の支援に注力できるようになります。逆に預かり資産が減ると受け取る手数料も減少しますが、過度な取引を促す必要がなくなり、長期的な信頼関係が育まれるのです。
IFA事業者とお客さまの関係性の強化
預り資産フィーコースの導入は、IFA業者とお客さまの関係をより強固なものにします。顧客の資産形成を重視する姿勢を持つIFA業者は、過度な取引依存から脱却し、お客さまにとって本当に必要なアドバイスを行うことが可能になります。これにより、双方にとってWin-Winの関係が築かれるでしょう。
利用開始と条件
この預り資産フィーコースは、2024年8月13日から利用できます。また、既存の手数料コースと併用して利用することも可能となっているので、お客さまのニーズに応じて柔軟に選択できます。ただし、預かり残高やその他の条件については、担当のIFA業者に事前に確認が必要です。
JTG証券のミッション
JTG証券は創業60年以上の歴史を誇る証券会社で、2022年にはJトラスト株式会社のグループに入り、新たな体制でリスタートを切りました。彼らの理念は、すべてのステークホルダーからの信頼を築き、持続的に社会に貢献できる企業を目指すことです。この新しい手数料体系の導入も、顧客に新たな付加価値を提供する一環として位置付けられています。
今後の展望
今後もJTG証券は、IFA事業者との連携を強化し、より便利で価値のあるサービスを提供していく予定です。特に「海外投資のJTG証券」「ベンチャー企業を応援するJTG証券」「ウェルスマネジメントのJTG証券」という三つの柱を強化し、付加価値創造に注力していく方向性を示しています。
まとめ
「預り資産フィーコース」は、お客さまとIFA業者の長期的な信頼関係を構築するための新しいアプローチです。今後の金融環境の変化に適応し、質の高いサービスを提供し続けるJTG証券の取り組みに注目が集まります。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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Jトラストグローバル証券株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー7階
- 電話番号
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