ウズベキスタン人採用
2024-09-17 14:27:14

大東建託、ウズベキスタンからの建設技術者採用を開始

日本の建設業界が抱える採用難を克服するため、大東建託株式会社がウズベキスタンからの建設技術者を積極的に採用することを発表しました。この採用活動は2023年9月14日より開始され、タシケント国立工科大学の学生を対象に、段階的な支援と教育プログラムを兼ねた取り組みが行われます。特に、2024年の人材不足対策や働き方改革の進展を受けて、外国人材の確保は急務とされています。

大東建託は、ウズベキスタンの学生から5名の優秀な人材を選出し、12月には日本に来日予定です。新入社員として迎え入れられる学生は、2025年4月から日本人社員と同様の研修を受け、都内の3拠点で施工管理業務に従事します。特に重要なのは、ウズベキスタン人材に対する日本語教育を含む生活サポート体制の整備で、日本での生活にスムーズに移行できるよう支援されます。

この取り組みはウズベキスタン人の特性を生かし、真面目でコミュニケーション能力に長けた人材を即戦力に育成することを目指しています。現地での技術研修、語学教育、ビザ取得支援など、多様なサポートプログラムを通じて、当該人材が入社から最短4年以内には1級建築施工管理技士の資格を取得できるよう、全力でバックアップする方針です。これは日本国内で初めての試みで、ライセンスを要する現場人材の確保に向けた画期的なステップです。

1級建築施工管理技士は国土交通省が認定する重要な資格であり、具体的には建設工事のすべての過程を管理し、安全性や品質面での指導が行える能力を示します。この資格を取得するためには、実務経験が必要であり、最近の制度改正により、より厳しい基準が設けられています。これらの資格取得を通じて、自社の施工管理体制の強化を図り、さらなる品質向上に努めていく考えです。

また、国内での生活支援として、来日前の日本語研修、ビザ取得サポート、そして社宅の提供などが予定されています。これにより、新たに採用された社員が安心して日本の職場環境に適応できるよう、徹底したサポート体制を構築しているのです。

大東建託のこのプロジェクトは、国外からの優秀な技術者を受け入れるだけでなく、建設業界全体の質を高めるために大いに期待されています。このようなイニシアティブは、今後の建設業界の発展に寄与するだけでなく、国際的な人材交流の面でも重要な意味を持つでしょう。同社は今後もこうした取り組みを深化させ、持続可能な成長を続けることで、日本の建設業をより一層発展させていく方針です。


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会社情報

会社名
大東建託株式会社
住所
東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー
電話番号
03-6718-9174

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