MCデジタル・リアルティとJPIXが連携強化し新たなIX体験を提供

データセンターと相互接続の分野で活躍するMCデジタル・リアルティ株式会社とJPIXが、新たな連携を発表しました。この提携により、MCデジタル・リアルティのお客様は、サービスオーケストレーションプラットフォーム「ServiceFabric®」を介して、JPIXの様々なサービスをスムーズに利用できるようになります。具体的には、これまで千葉県印西市のNRTキャンパスや大阪府茨木市・箕面市に設置されていたJPIXのIX物理接続ポイントを通じて、特別な設定変更なしでサービスを利用可能にするというものです。
この連携が実現することで、世界中に展開する600以上のデータセンターや280以上のクラウドオンランプへのアクセスが容易になり、国内外の企業が連携しやすくなります。また、ISP事業者やCATV事業者、コンテンツ事業者など、多様なニーズに応じた接続が可能となり、ビジネスを一層加速することが期待されています。
MCデジタル・リアルティは、データの活用を通じたビジネス成長を支援するため、様々なクラウド事業者や通信事業者との接続性を強化しています。「ServiceFabric®」は、グローバルなデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL®」上で提供されており、複雑なワークフローの管理を一元化することにも寄与します。これにより、顧客やパートナーが国境を越えてデータセンターにアクセスしやすくなります。
一方、JPIXは1997年に日本初の商用IXとしてサービスを開始。中立的な運営によるIXプロバイダーとして、国内外で大規模な顧客基盤を有しています。また、Virtual Network Enabler(VNE)事業者としても多くの信頼を得ており、トラフィックに対する安定したネットワークサービスを提供しています。最近では、データセンター間の接続をサポートするDCI(データセンター間接続サービス)も展開しており、ますます多様化する顧客のニーズに対応しています。
このような動きを背景に、MCデジタル・リアルティとJPIXは、その連携をさらに強化し、顧客のビジネスニーズに応えるべく努力を続ける方針です。両社の代表者は、今回の連携拡大が顧客にとって高品質な接続環境をもたらし、デジタル技術を活用したイノベーションに寄与することを期待しています。MCデジタル・リアルティの社長、畠山氏は「JPIXと連携を拡大し、より利便性の高いサービスを提供できることを非常に嬉しく思っています」とコメント。JPIXの社長、鶴氏も「今回の連携により、今後もデジタル基盤を強化し、社会課題の解決に貢献してまいります」と述べています。
MCデジタル・リアルティは2017年に設立、三菱商事とデジタルリアルティの合弁会社として、信頼性の高いITインフラを提供。情報技術に基づくビジネスの拡充とイノベーションの促進に寄与しています。
JPIXに関する情報は、同社の公式ウェブサイトで確認できます。両社は、今後も顧客のビジネス拡大に向けた取り組みを進めてまいります。

会社情報

会社名
株式会社JPIX
住所
東京都千代田区大手町1-8-1KDDI大手町ビル18階
電話番号
03-5544-8464

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