日本酒キャピタルが手掛ける酒蔵再生のプロジェクト
2025年5月7日、ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営する、事業投資型クラウドファンディング「セキュリテ」に関するオンラインイベントが開催されます。日本酒キャピタルが再生を担う4つの酒蔵のファンドが募集を開始したことを記念して行われるこのイベントには、代表の田中文悟氏がゲストとして登壇し、酒蔵の現場での取り組みやその背景にある熱い思いを語る予定です。
イベントの詳細
このウェビナーでは、田中氏が「街から酒蔵の灯を消さない」という信念のもと、地域経済の活性化を目指していることを紹介します。また、再生する酒蔵それぞれのユニークな物語や文化について、生の声で聞くことができます。参加費は無料で、事前登録が必要です。申し込みは、イベントの公式リンクから行うことができます。
登壇者紹介:田中 文悟氏
田中氏は1999年にアサヒビール株式会社に入社し、その後アメリカンフットボールチームの一員として日本一を経験。2010年には酒蔵再建事業会社を立ち上げ、国内12の酒蔵を再生するなど、豊富な経験を持つリーダーです。2021年には株式会社日本酒キャピタルを創業し、現在は4つの酒蔵の代表取締役を務めています。彼の使命は、日本酒や焼酎の伝統を守りながら、地域文化の育成も視野に入れることです。
再生する酒蔵の紹介
このプロジェクトには、さまざまな地域に根付いた4つの酒蔵が参加しています。
- - 大納川ファンド:山内杜氏の高い技術が息づく酒蔵で、伝統的な製法を守りながら新たな挑戦を行っています。
- - 魚津酒造ファンド:立山の寒水と魚津の風がもたらす特有の味わいを活かし、地域密着型の酒造りに励んでいます。
- - アサヒファンド:薩摩の本格芋焼酎を中心に、地域の特産物を大切にしながら新たな酒文化を醸成します。
- - 紫波酒造店ファンド:岩手の銘酒を生み出す酒蔵で、革新を求めつつも伝統を重んじた事業展開を行っています。
日本酒キャピタルの理念
日本酒キャピタルは2019年に設立されて以来、「酒造りは街造りである」という理念のもと、地域の酒蔵を再生しています。この活動により、再生された酒蔵では売上が回復し、地域の経済に貢献できるようになってきています。事業を通じて、日本の酒文化の未来を照らす希望の光となることを目指しています。公式サイトでは、各酒蔵のファンドに関する詳しい情報も掲載していますので、ぜひ一度訪れてみてください。
おわりに
本イベントは、酒文化を支える人々の想いや地域を巻き込んだストーリーを知る良い機会です。また、参加者にとってはクラウドファンディングの仕組みや各ファンドの概要を学ぶことができる絶好のチャンスになります。日本酒の未来に興味がある方はぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。名酒の背後に息づく情熱を、直接体感できる貴重な場となること間違いなしです。