エンゲージメント向上の取り組みを学ぶ
最近、多くの企業がエンゲージメントサーベイを導入していますが、意外なことにその実行において問題が発生しています。「サーベイを実施したが、結果をどう活かすかが不明」「調査の結果から現場の改善が見られず、サーベイ疲れを引き起こしている」「何をどう解釈すれば良いのか分からない」という声が多く聞かれます。これらの悩みは、人事関係者にとって深刻な問題です。
導入したサーベイが機能しない理由は、対話の不足にあります。サーベイの結果を受けて、現場の声を大切にし、それに基づいた議論を行うことがエンゲージメント向上へつながります。現場が自身の責任として捉え、小さな変化を積み重ねることが鍵です。
クボタ社の事例
クボタ社では、エンゲージメントサーベイの結果が期待通りでないことがありました。しかし、人事部は「現場が自発的に組織改善に取り組むことが重要だ」と受け止め、現場に寄り添って様々な課題に真正面から向き合っています。具体的には、経営層と若手社員が意見を交わす「タウンホールミーティング」や、部門長が理想の組織像を描く「組織づくりワークショップ」、マネジャー同士が学びを深める「マネジャーカフェ」など、多くの試みが進められています。
このような活動を通じて、クボタ社は現場との対話を続けています。試行錯誤を重ねながら活動を進めるその姿勢は、社員にも伝わり、少しずつ良い変化を生み出しています。
セミナーの概要
このたび、クボタ社の人事企画課の近藤慶乃氏を迎え、具体的な取り組みについてのセミナーが開催されます。サーベイ導入の背景や、現場に寄り添う中での葛藤、感じた手応えについて実体験を交えつつ紹介します。セミナーでは、以下の内容が予定されています。
1.
イントロダクション(ジェイフィール)
2.
事例紹介(クボタ)
- サーベイ導入の背景
- 「組織づくりワークショップ」「マネジャーカフェ」などの成功事例
- 社員の声やエンゲージメント指標、パフォーマンスへの影響について
3.
対話セッション(クボタ×ジェイフィール)
- 近藤氏とジェイフィールの山中による対談
- 取り組みで直面した課題や得られた手応え、活動を進めるカギ
4.
Q&Aセッション
5.
会場対話
- 参加者同士の意見交換、質疑応答
- クボタのような大規模組織での現場の上司との連携方法
- ネガティブ結果への対処法など
対面ならではのディスカッションが行える貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
セミナー登録と会場情報
参加申し込みは
こちらから。
会場は、株式会社ジェイフィールの東京都渋谷区に位置するアーバンセンター渋谷イースト6階です。JR渋谷駅から徒歩約10分で、最寄出口はC1です。また、オンラインでもZoomでの同時配信を行います。
エンゲージメントの向上に向けた具体的な取り組みを知りたい方、現場との対話を通じて成長している企業の事例を学びたい方にとって、非常に有意義なセミナーとなるでしょう。