オリコとHashPortが共同で新しいファン体験を提供
2023年11月、株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)と株式会社HashPortが、最新のファンマーケティングプログラムを発表しました。この取り組みは、HashPortが提供するノーコードツール「Connect Hub」を利用して、ソウルバウンドトークン(SBT)を発行するというものです。これにより、ファンは新たなデジタル特典を手に入れることができ、より深いエンゲージメントが可能になります。
SBTとは?
ソウルバウンドトークン(SBT)は、特定の個人に結び付けられ、譲渡できないデジタル証明書です。これを通じて、ファンは物理的なグッズやチケットと異なる形で、エンタメコンテンツとの繋がりを持つことができます。デジタル特典は、これまでのファンマーケティングでは実現できなかった新たな価値を提供します。
背景と目的
これまでのファンマーケティングは、グッズや優先購入権など物理的な特典が主流でしたが、デジタル技術の進化に伴い、ファンの体験価値を高める必要性が迫っています。この取り組みでは、デジタル特典を通じてファンエンゲージメントの深化を図り、新しいファンマーケティングモデルを構築することを目指しています。
キャンペーンの詳細
プログラムの第1弾として、オリコはアイドルグループ「君と見るそら」と提携し、特別なカードキャンペーンを実施します。「Kimisora SKY Card」を利用すると、指定の条件を達成することでオリジナルのSBTを受け取ることができます。このSBTは、各メンバーからのコメントやサイン入り画像が含まれており、合計7種類が用意されています。
Connect Hubの特長
Connect Hubは、プログラミングの知識がなくても簡単にSBTを発行・管理できるプラットフォームです。大阪・関西万博にも利用された実績があり、信頼性の高い技術基盤を持っています。これにより、事業者は新たなデジタルコンテンツを手軽に展開できるようになります。
新時代のファンマーケティング
本取り組みの最大のポイントは、デジタル特典の配布です。物理的な特典だけでなく、イベント参加証明やファンコミュニティへのアクセス権など、多様なデジタル特典が展開される予定です。また、今後はNFTの配布とマーケットプレイス展開も視野に入れており、ファンに新しい楽しみ方を提供することを目指しています。
両社の強み
オリコは70年以上の信頼を誇るクレジット・決済事業を持ち、エンタメ・IP業界との強力なネットワークがあります。HashPortは、大阪・関西万博のデジタルウォレットを開発した実績があり、SBTを含むWeb3技術の分野で豊富な経験を有しています。この二者の連携により、ファンエンゲージメントを一新する新たなソリューションが誕生します。
今後の展望
オリコはこれからも、各種IPホルダーと連携し新しいファンマーケティングモデルを提案していく予定です。物理的特典とデジタル特典の融合により、ファン体験の多様化を進め、持続可能なファンコミュニティの形成を目指します。
デジタルトランスフォーメーションの時代において、オリコは新たな体験価値の提供を通じて、顧客とのエンゲージメントを強化し続けていくことでしょう。