サムライをテーマにしたゲストハウス、池袋にオープン予定
株式会社サムライズは、2016年11月に東京・池袋に新しいゲストハウス「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」をオープンするためのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、訪日外国人や日本国内の旅行者に向けて、サムライやニンジャといった日本文化の象徴を活かした宿泊体験を提供することを目指しています。
クールジャパンの魅力を再現
「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」と名づけられたこのゲストハウスの特徴は、各部屋が異なるテーマでデザインされている点です。特に家族連れやカップル向けの特別なルームや、サムライ部屋、忍者部屋といったコンセプトルームが用意されています。さらに、ドミトリールームも備えた多様な宿泊スタイルが確立されています。これらの内装デザインは、東京女子美術大学のデザイナーチームとコラボレーションすることで実現されています。
クラウドファンディングの魅力
クラウドファンディングでは、支援を行った方にはさまざまなリターンが用意されています。宿泊の無料券はもちろんのこと、本物の甲冑を試着する体験やオープニングパーティへの招待など、「サムライ」をテーマにした特別なサービスが魅力です。これにより、単なる宿泊だけでなく、豪華な体験も提供することで多くの人々に支持を得ようとしています。
合法的な宿泊環境を目指す
近年、都心部や観光名所においては、無許可で営業している「闇民泊」が深刻な問題を引き起こしています。このような違法営業に困惑する他の宿泊業者や地域住民も多い中、サムライズは合法的な運営を行うことで、観光客と地域住民の双方が安心して過ごせる環境を作りたいと考えています。同社は、旅館業の許可を取得したゲストハウスとして、コンプライアンスの遵守を重視しています。
海外からの観光客にも人気
「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」では、”Bushido”や”Ninja”といったキーワードをもとにしたアートや内装が施され、滞在するゲスト同士のコミュニケーションを促す仕掛けが豊富に用意されています。外国人観光客にとって、日本の伝統にふれることのできるお洒落な宿泊施設として、注目が集まることでしょう。
将来的な展開に向けて
なお、同社はこの池袋のゲストハウスオープンを皮切りに、今後も全国に多くの同様の宿泊施設を展開していく計画です。2020年に予定されている東京オリンピック・パラリンピックに向けて、観光客が増加すると予想される中、安心して宿泊できる場所を多く提供することは非常に重要です。また、旅館業の許可申請やサービス提供に関するセミナーも開催し、その知識を地域コミュニティに還元する予定です。
ゲストハウスの基本情報
- - 名称: SAMURAIS HOSTEL ikebukuro
- - 住所: 東京都豊島区池袋3-52-12
- - 開業予定: 2016年11月中旬
旅行者と地域住民、そして合法的な宿泊業が共存できる未来を見据えたこの取り組みは、日本の観光業に新たな息吹をもたらすことでしょう。同プロジェクトへのご支援は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて受付中です。