人生の思い出を映像に残す新サービス「ありがとうの物語」
2025年春、株式会社D2が始める「ありがとうの物語」が注目を浴びています。このビデオ制作サービスは、人生の終盤を迎える人が家族や大切な友人に向けて感謝の思いや思い出を映像として残すことを目的としています。このサービスは、特に終活の一環として利用されることが期待されています。
サービス概要
「ありがとうの物語」は、依頼者の人生の歴史や感謝の気持ちを美しい映像に焼き付けることに特化したビデオ制作サービスです。依頼者の過去を深く掘り下げるために、丁寧なヒアリングを行うことが特徴です。この過程を通じて、プロのカメラマンが希望する場所で撮影を行い、心を込めたナレーションと共に「自分らしさ」を伝える作品を制作します。思い出の場所での撮影や、自宅での撮影など、選択肢は様々です。
きっかけと背景
このサービスを立ち上げたのは、プロデューサーである鈴木忍さんのあたたかい思いからです。彼は最愛の母を突然失った際、数少ない写真しか残せなかった後悔がありました。「もし母の声や表情を映像に残していたら」という思いが、「ありがとうの物語」の誕生へとつながりました。
特徴的なサービス内容
この映像サービスのユニークな点は、コーディネーターによるヒアリングを通じて依頼者が自身のストーリーを肯定できる時間を提供することです。ヒアリングが終わると、依頼者の想いに基づくナレーションやストーリーを構築し、プロのライブカメラマンが撮影を行います。また、撮影時にはメイクアップアーティストやスタイリストの手配も可能で、依頼者が映画の主役になったかのように過ごせる特別な一日を演出します。
利用者の声
実際に利用した人たちは、「撮影の場にペットや家族と一緒に臨むことでリラックスできた」「自分にはこんな一面もあったんだと気づけた」などの感想を寄せています。これらの声からは、映像を通じて自身の物語を再確認する貴重な体験が得られることが伝わってきます。
家族への贈り物としての価値
撮影場所は多様ですが、思い出の自宅での撮影が最も人気です。「家を売却する前に、映像として残してよかった」との意見もあり、これにより家族が前向きに次のステップへ進む手助けにもなっています。また、撮影した映像を不動産会社に提供することで、スムーズな提案ができたという声も聞かれ、実用面での価値もあるようです。
サービス料金と利用方法
「ありがとうの物語」は、動画制作サービスを提供しながらも、料金表が明瞭で、利用者が簡単に申込みできるのも魅力です。人生の最終章を迎える方々の思い出を形にするこの新サービスは、家族や友人への素敵な贈り物になることでしょう。
会社概要
株式会社D2は、リロケーションサービスを主な事業とし、なおかつ不動産業にも力を入れています。「住まいの情報館 ダヴィンチ」などの商号で店舗展開を行い、幅広いサービスを提供する企業です。詳しくは、
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