株式会社オレンジが「J-Startup」に選ばれた理由と展望について

株式会社オレンジが「J-Startup」に選出

株式会社オレンジ（本社：東京都港区、代表取締役：宇垣承宏）は、経済産業省が推進するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」の第5次選定企業に選ばれたことを発表しました。この選出は、オレンジが日本の漫画を世界に広めるために行っている数々の取り組みが評価された結果です。

国際的な影響力を持つマンガ

オレンジは、『Creating a world where everyone enjoys manga』を企業のミッションとし、日本の漫画をグローバルに普及させることを目指しています。特に、自社のデジタル漫画ストア「emaqi」を通じて、すでに北米市場に進出しており、多言語での漫画提供が可能な体制を整えています。

推薦者のコメントによると、オレンジの取り組みは「世界的にも高いクオリティを誇る日本の漫画を通して、感動を届け、心豊かな社会づくりに貢献」しているとのことです。オレンジは、SpotifyやNetflixのように成長するポテンシャルを秘めているのです。

オレンジの想いと挑戦

CEOの宇垣承宏氏は、オレンジの活動に期待を寄せるファンに感謝の意を示し、創業以来の挑戦を語りました。「すべてのマンガを、すべての言語へ」というビジョンを掲げ、多彩なジャンルの日本の漫画を、各国の言葉で届けることを心から願っています。年齢や国境を越えて、世界中の人々が漫画を楽しめる社会を実現するために、今後も努力を続けると語っています。

J-Startupプログラムの意義

「J-Startup」は、2018年に設立されたプログラムで、約1万社もの日本のスタートアップの中から、グローバルに活躍する可能性を秘めた企業を選定します。選ばれた企業には、様々な支援が提供され、海外展開のための機会が提供されます。具体的には、国内外の大規模イベントへの出展支援や、研究開発支援、規制改革への対応支援などです。

オレンジが「J-Startup」に選出されたことで、今後ますますの国際的な展開が期待されています。正規翻訳版の流通を加速することで、海賊版を抑止し、クリエイターたちへの利益還元にも寄与する狙いもあります。