Return Helper資金調達
2026-06-02 14:32:51

Return HelperがシリーズA資金調達を完了し越境ECの革新へ

Return Helper Limitedが6億円(約400万米ドル)のシリーズA資金調達を実施しました。この香港を拠点にしたテクノロジー企業は、越境EC向けに返品ソリューションを提供し、業界内での成長を続けています。本ラウンドには、eコマースや物流分野に精通した投資家が参加しており、特に新たに加わったのはCathay Venture(Cathay Financial Holdingsのコーポレートベンチャーキャピタル)、MLCベンチャーズ(三菱倉庫CVC)、Jun Yue Investment Co., Ltd.です。また、既存の投資家であるColopl Nextも今回の資金調達に再び関与しています。

Return Helperは2025年度を見据え、前年比で60%を超える売上成長を達成し、下半期には黒字化を目指しています。今回の資金調達は同社の成長を加速させるための重要なステップであり、AI技術の導入がその原動力となっています。AIを活用することで業務の効率を大幅に改善し、処理時間を短縮した結果、マーチャントとマーケットプレイスに対してより良い返品体験を提供しているとのことです。同社は現在、20カ所以上の海外倉庫ネットワークを展開し、そこにおける越境返品管理の基盤としてAIを用いることで、カスタマーエクスペリエンスを向上させています。

調達した資金の使途について、Return Helperは新たな海外市場への展開、AIエージェント領域への投資、急成長中のリコマース事業の拡大に重点を置くとしています。リコマース事業では、返品された商品を再販可能な収益源に変えることを目指しており、これにより世界中のマーチャントやマーケットプレイスに新たな付加価値を提供する意向です。

同社のCEOであるRoy Wan氏は、「越境ECにおける最も大きな損失は、返品が始まったときに発生します。AIを活用し、損失が起きるチェーンを計測し体系的に修正することで、そのギャップを埋め、新たな価値に転換していきます」と述べています。

日本市場においても、Return Helperは特定の領域への継続的な投資を行う予定です。具体的には、日本のユニークで世界的に需要のある商品のリコマースを優先的に支援し、B2C国際配送サービスの強化を図ります。

日本のマーチャントが扱う商品は他国に比べて再販価値が高く、販売後の現金化や返品以外の選択肢を求める声が多いとのこと。これらのニーズに応えるために、最新の市場価値に基づいたリアルタイムな提供やワンクリックでの再出品機能の強化を積極的に進めていく方針です。また、日本の越境EC事業者からの強い需要を受け、日本発のエコノミーグレード配送サービスの開発を進め、返品だけでなく発送業務の運営においてもフォワードロジスティクスの強化を進めていくとのことです。

Return Helperは、越境ECにおける返品課題の解決をミッションとし、業務の効率化を追求する香港のスタートアップです。主なビジネスモデルには、マーチャントやマーケットプレイス向けのSaaS返品管理プラットフォーム、独自の倉庫管理システムを有し、フォワード物流サービス「FlexForward」を提供しています。これにより、同社は現在20カ所以上の海外倉庫を運営し、30社以上の物流プロバイダーと提携し、さらにAmazonやeBay、Shopifyといった多くのECプラットフォームをサポートしています。日本を含む多国にオフィスを構えることで、世界的なサービス展開を目指しています。


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会社情報

会社名
Return Helper株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル2F
電話番号

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