日本リスキリングコンソーシアムが新たなAIスキル講座を無料提供
日本リスキリングコンソーシアムは、国や地方自治体、企業など250以上の参画団体から成り立っている組織で、誰もがスキルを向上できる社会の実現に取り組んでいます。その一環として、同コンソーシアムの主幹事であるグーグル合同会社が、AI人材育成に中心的な役割を果たすため、生成AIスキルを習得できるオンライン講座「AI Essentials」を新規会員4,000人に無料で提供することを発表しました。
この「AI Essentials」は、AIに関心があるけれどもどこから手をつけてよいかわからない初心者から、日常業務をより効率化したいと望む方々まで、幅広いニーズに応えた内容となっています。日本語で提供されるこのオンライン講座は、10時間以内にAIの基礎知識を学び、実践型のアクティビティを通じて具体的な活用方法を習得することができます。
実践的な学習内容と認定証の取得
受講者は、生成AIツールを用いることでアイデアやコンテンツの開発、新しいアイデアの創出に必要なスキルを身につけることができます。また、明確なプロンプトの作成方法を学び、AIのバイアスを特定しその弊害を回避する方法も取り扱われます。これにより、受講者は責任を持ってAIを活用するための知識を得ることができます。
講座を終えた際には、Googleから公式の認定証が発行され、参加者のスキルを証明する役割を果たします。このように、日本リスキリングコンソーシアムはAI人材の育成を強化し、デジタル技術の利用を促進するための取り組みを進めています。
受講方法とお知らせ
新規会員登録を行った後は、「トレーニングプログラム一覧」のコーナーから受講申し込みが可能です。この無料アカウントの配布は先着順となっており、受講期限は2025年1月30日までとされています。この機会を逃さないよう、早めの登録をお勧めします。
また、最近発行された「AI人材育成白書」では、AI人材の現状と企業への提言がまとめられており、全国でリスキリングに関心を持つ約6,000名を対象にした調査結果も紹介されています。この白書において定義された「AI人材」は、生成AIを使って業務において具体的な成果を上げることができる人材を指し、リスキリングの重要性を再認識させる内容となっています。
日本リスキリングコンソーシアムの目指す未来
このプロジェクトを通じて、参加団体とのパートナーシップを広げながら、全国の人々に様々な学びの機会を提供することによって、新たな職業機会を創出することを目的としています。特に、デジタルリスキリングの推進や、地方や女性への就業支援を強化していることもポイントです。
おわりに
日本リスキリングコンソーシアムの取り組みは、AIとその応用を学ぶことで、より多くの人が活躍できる未来を目指しています。この機会に新しいスキルを身につけ、キャリアをアップデートしましょう!
最新の情報は公式サイトにて確認可能です。興味のある方はぜひ、以下のリンクをチェックしてみてください。