日本の四季を振り返る特別写真展：難波航太の作品展開催

日本には四季があった - 特別写真展開催

2025年9月7日（日曜日）、岡山市のイコットニコット2階に位置するTSUTAYA BOOKSTOREで、写真家の難波航太氏による特別な写真展「日本には四季があった」が開催されます。この写真展では、過去3年間に渡って撮影された日本の四季の風景が披露される予定です。この機会に、私たちの大切な四季の美しさを再認識し、また未来への懸念も感じていただければと思います。

難波航太氏のビジョン

難波氏は、写真を通じて「変わりゆくもの」を捉えることが何よりも重要だと考えています。ここに展示される作品は、特にこの3年間の四季折々の風景をテーマにしています。この時期における日本の気候の変化は目を見張るものがあります。異常な暑さや、降雨の少ない日々、さらには急に冷え込むような天候も経験しました。彼自身は気候変動の専門家ではないものの、これらの経験から得た思いを作品に込めています。

「もしかしたら、私が歳を重ねた時、今ある日本の四季は無くなっているかもしれない」。難波氏のコメントには、そうした将来への不安が色濃く表れています。彼は「日本には四季があった」といった会話が生まれる未来に備え、少なくともその記録として写真が残れば良いと願っています。この展覧会を通じて、訪れる人々が同じように感じ、考えるきっかけとなることを期待しています。

トークショーの開催

展示スペースでは、午後1時から45分間にわたり、トークショーが行われる予定です。このセッションでは、難波氏自身が作品に対する解説を行い、その背後にある想いやプリント写真の魅力について語ります。参加者には直接彼の言葉を通して、見ている作品の意味について深く理解してもらえる貴重な機会となることでしょう。