「FOLIOの「4RAP」が取扱残高1500億円を突破」
株式会社FOLIOホールディングスの子会社であるFOLIOは、金融ソリューションを革新する投資一任プラットフォーム「4RAP」の取扱残高が2025年3月25日に1500億円を超えたことを発表しました。この成果は、金融機関とその顧客のニーズに応えるためのサポートが実を結んだものです。
「4RAP」は、運用基盤システムと運用商品をワンストップで提供し、特に銀行や証券会社向けのSaaS(Software as a Service)型のシステムを採用しています。これにより、各金融機関のお客様の口座や預り残高を活用した投資一任運用サービスが実現し、多様な運用業者から選択する自由があることが最大の特徴です。
投資一任サービスの拡充
「4RAP」では契約管理や運用管理システムに加え、ペーパーレスでの対面営業用のフロントツールも完備しています。加えて、FOLIOが投資運用業者として関わる場合、充実した販売パンフレットや研修コンテンツを用意し、各金融機関のお客様への営業活動を強力にサポートします。
現在、「4RAP」は株式会社SBI証券、愛媛銀行、岡三証券の3社に導入されており、それぞれの機関が独自の投資一任運用サービスを展開しています。SBI証券では、2022年3月から「SBIラップ」として7つの運用サービスを提供。愛媛銀行は2023年4月には「ひめぎんラップ/ROBO PRO AIラップ」を始め、岡三証券も2024年10月から「岡三UBSファンドラップ」を導入する予定です。
取扱残高の向上と今後の展望
「4RAP」は導入から約3年で、この取扱残高の達成に至りました。これは、導入金融機関やその顧客の多様なニーズに応えた結果であり、その過程で新たなサービスも生み出されてきました。さらに、FOLIOは足利銀行との「4RAP」導入も進めており、新しいファンドラップサービス「あしぎん投資一任サービス STORY」の提供も予定しています。
このような取り組みを通じて、「4RAP」は今後も金融機関やその顧客に寄り添った多様なサービスの提供を目指します。AIを活用した資産運用の拡充と高度化も進めており、FOLIOホールディングス全体の取扱残高も2025年2月には2500億円を超える見込みです。これからもFOLIOは、多面的なアプローチで金融ソリューションを強化し、より多くの人々の資産形成に貢献することを目指します。
株式会社FOLIOホールディングスの使命
FOLIOホールディングスは「明日の金融をデザインする。」というミッションを掲げ、顧客ニーズに基づいた金融ソリューションの創出を目指しています。今後もリーダーシップを発揮し、社会が求める価値の提供を続けていく姿勢は、業界の進化を促進する重要な一歩といえるでしょう。これからの展開に期待が高まります。