約4トンのお米をひとり親家庭に届ける支援活動が実施されました。
株式会社アイモバイル(東京都渋谷区)が実施している「ひとり親家庭への支援事業」が、今期の第4回目を迎え、約4トンのつくばみらい市産のお米が399の家庭に届けられました。この取り組みは、企業版ふるさと納税を利用し、全国からの寄附金を土台にしたもので、物価高騰に苦しむ家庭にとって、大変に重要な支援となっています。
支援の背景と目的
物価の高騰により多くの家庭が経済的な困難に直面しています。特に、ひとり親家庭においては、生活必需品であるお米すら確保が難しくなっている状況が広がっています。そこで株式会社アイモバイルは、地域と連携してこの課題に立ち向かうため、ひとり親家庭を対象にした支援活動を実施することにしました。
具体的な活動内容
第4回の支援では、合計5,725,000円の寄附金を集め、約65トンのお米をこれまでに13,134家庭に届けてきました。寄附金によって購入したお米は、地域農家で生産されたつくばみらい市産のもので、地元の経済を支えるとともに、家庭の食卓を支える役割も果たしています。
田植え&稲刈り体験の導入
新たな取り組みとして、今回はひとり親家庭にお米が届く過程を体験できる「田植えと稲刈り」体験を提供することになりました。田植えは5月17日に、稲刈りは9月中旬を予定しており、このプロジェクトでは寄附者自身が実際にお米を育てることによって、支援の意義をより一層感じてもらうことが狙いです。
支援を受けた家庭の声
寄附を受けたひとり親家庭からは、嬉しい感謝の言葉が続々と寄せられています。「今お米がとても高くて、手に入れるのが難しい中、こうした支援があったことで子供たちの食卓が豊かになった」との声もあり、支援の形が笑顔に繋がっていることを実感させられます。
地域との連携で解決を図る
本事業は、つくばみらい市と企業、さらには寄附者が連携することで成り立っています。地域の米作りを支援しながら、ひとり親家庭に対する経済支援を行うという二重の目的を兼ね備えているため、地域の文化や産業の維持にも貢献しています。
取り組みの成果と今後の展望
株式会社アイモバイルは、今後も「ひとの未来」に貢献すべく、社会課題に真摯に取り組み続ける姿勢を持ち続けます。この試みを通して得られた経験や繋がりを活かしつつ、さらなる支援活動の展開を計画しています。多くの方々が参加することで、地域をより良くしていくための活動を推進していく所存です。
引き続き、地域の支援が必要とされる場面での貢献をめざし、柔軟な支援の形を模索して参ります。