おさかなせんせい
2022-05-12 17:10:14
おさかなせんせい、子どもたちに魚の魅力を伝える新たな取り組み
魚への興味を育む「おさかなせんせい」の活動
現代の食文化において、魚介類の消費量は年々減少しており、特に子どもたちの食生活から魚が乏しくなっています。魚は栄養豊富な食材であるにもかかわらず、料理の難しさや食べにくさから敬遠されがちです。このような背景を受けて、合同会社SCIROCCOが新たに始めた「おさかなせんせい」という取り組みが注目されています。
魚を身近に感じる体験
「おさかなせんせい」は、「子どもたちにお魚体験を!」というコンセプトのもと、保育園や幼稚園を訪問し、旬の魚を持参して授業を行います。この授業は、子どもたちが丸ごとの魚に触れ、捌く過程を見学し、実際に料理して食べるというものです。五感をフルに使って魚と関わることで、興味や好奇心を引き出し、自主性の育成を目指しています。
授業の流れ
おさかなせんせいの授業は、以下のような内容で進行します。
1. 今日の魚の紹介
2. 魚を五感で触る
3. 魚の捌き方の実演
4. 魚を調理する
5. 実際に魚を食べる
このプロセスを通じて、魚を知るだけではなく、「命をいただく」という重みや、その美味しさを実感することができるのです。
活動の背景
近年の食生活では、簡易さや即食に惹かれる傾向が強くなり、肉料理が食卓に上がることが増えています。これにより、食育の観点から見ても、魚の重要性や命の大切さについて考える機会が減っています。おさかなせんせいの活動は、これを逆転させることを目的としており、特に子どもたちが将来的に魚好きになるような環境作りを行っています。
代表者の思い
この取り組みの代表を務める北川浩太郎氏は、幼少期の経験から魚への愛着を深めたと語ります。「魚を食べると頭が良くなる」と言われ、魚捌きの臨場感を肌で感じたことが、魚好きのきっかけとなったとのことです。彼は、子どもたちが魚を通じてさまざまな興味を持ち、成長していくことを願っています。
おさかなせんせいの活動エリア
「おさかなせんせい」は、主に東京都内の保育園や幼稚園で活動を展開しています。参加することで、子どもたちはただ魚を学ぶというだけではなく、食に関する豊かな経験を得ることができます。
まとめ
「おさかなせんせい」による魚の教育活動は、子どもたちにとって非常に貴重な体験です。命の大切さ、美味しさ、そして自立心を育むこの取り組みが、未来の食文化にどのような影響を及ぼすのか、非常に楽しみです。魚離れが進む現代にあって、こども達に豊かな音文化を届けるための活動には、ぜひ注目していきたいものです。
会社情報
- 会社名
-
合同会社SCIROCCO
- 住所
- 東京都世田谷区池尻3-30-10三旺ビル4F
- 電話番号
-
03-6453-4139