ジンズが開発したエシカル就活で社会課題を解決する新たな取り組み

ジンズが新たに導入した「エシカル就活」

株式会社ジンズは、社会課題解決への取り組みを強化する一環として、就職活動において新しいマッチングプラットフォーム「エシカル就活」を活用することを発表しました。このサービスは、2021年5月にリリースされたもので、ジェンダーの平等や気候変動、地方創生といった社会課題に向き合う企業に関する情報を集約しています。

「エシカル就活」の特徴

「エシカル就活」では、企業を業界や業種に区分するのではなく、社会課題に基づいたカテゴリで検索できる点が大きな特徴です。具体的には、気候変動、ダイバーシティ＆インクルージョン、地方創生など、全9種類の社会課題別に企業を探し出すことが可能です。これにより、単なる業界の枠に縛られない、企業と学生との出会いが実現します。特に、社会問題に対して積極的なアプローチを持つ企業とそれに共感する優秀な学生がつながることで、社会全体の課題解決を促進することが期待されています。

ジンズの意図とコメント

ジンズの発表によると、「私たちのビジョンや活動に共感する学生を募集したい」との思いが背景にあるようです。企業の代表者は「社会課題の解決は簡単な道のりではないが、私たちは過去にもアイウエアの常識を覆すような試みをしてきた。新しい視点を取り入れ、私たちにしかできない社会貢献に取り組んでいきたい」と意気込みを表明しています。ジンズは、「エシカル就活」を通じて、志を同じくする学生との出会いを通じて新たな価値創造を目指しています。

株式会社Allesgoodとの連携

この「エシカル就活」は、株式会社Allesgoodが運営しています。同社は、サステナビリティをテーマにしたHRtech企業であり、社会課題への関心が高まる中で、若者の価値観の変化を反映したサービスを提供しています。Allesgoodは、「産業界のサステナビリティを加速させる」ことを使命としており、さまざまなセクターにおいてテクノロジーを用いて「人」と「情報」を結び付けるプラットフォームとして機能しています。

代表者の経歴

株式会社Allesgoodの代表取締役CEO、勝見仁泰は、高校時代に東南アジアでの経験から経済格差についての興味が芽生え、その後ドイツでビジネスを学びながら、社会課題解決に情熱を注いできました。帰国後も、さまざまな企業でインターンシップを経験し、最終的に「エシカル就活」のようなプラットフォームを起ち上げるに至っています。