片山文三郎商店リニューアル
2025-08-05 18:35:18

90周年を迎えた京都の染色ブランド、片山文三郎商店がリニューアルオープン

片山文三郎商店の新たな挑戦



京都の染色ブランド、片山文三郎商店が本店のリニューアルを行い、80年以上の歴史を持つ店舗に新たな風を吹き込むこととなりました。2025年8月5日からは1階がプレオープンし、8月27日には待望のグランドオープンを迎えます。この店舗は1935年に竣工され、今年で90周年を迎える歴史ある京町家。片山文三郎商店は1915年に創業し、今年で110年を誇りますが、この度の改修を通じて、より多くの人々にその魅力を伝え続けることを目指しています。

リニューアルの背景



リニューアルの背後には、老朽化が進んだ店舗を未来に残すための強い意志があります。小売の営業は2004年12月から開始されましたが、建物全体はほとんど手を加えられずにいました。そこで、京町家の素晴らしさを活かしつつ、来店されるお客様にとって心地良い空間を提供できるよう改装が実施されました。

新たなスペースの展開



改装後の1階には、京絞りを用いたスカーフや洋服、店舗オリジナルのアイテムが展示されます。2階には新たにデザインされたショールーム、一つのブランドとして生まれ変わった「KATAYAMA」が入ります。このショールームでは、初代片山文三郎の時代から続く貴重なアーカイブ資料を展示し、これまでの歴史に新たな命を吹き込む予定です。来春には新シーズンの商品ラインもここで発表されるとのこと。

伝統と現代の融合



片山文三郎商店の商品群は、京絞りの特性を生かした手仕事による絞り染めが特徴です。リニューアル後は、伝統技術を現代的な感覚で表現し、国際的な視点からも魅力を発信することを目指しています。特に新たに立ち上がったKATAYAMAブランドは、京絞りコンセプトをさらに進化させる役割を担っています。

地元および訪問者への期待



新しい店舗では、単なる商品販売だけでなく、アートイベントや展示会、オリジナルアイテムの販売なども企画しており、地域社会とも連携して行く方針です。片山文三郎商店は、来店するたびに新しい発見がある「訪れる価値のある場所」としてお客様をお迎えします。

まとめ



今回のリニューアルは、伝統を守りつつも革新を求める双方のバランスを取る重要なステップです。片山文三郎商店は今後も、京都の美しい文化を背景に、多くの人々に愛され続けるブランドでありたいと考えています。ぜひ、リニューアルオープンの機会に、京町家の魅力とともに新たな挑戦を体感してみてください。

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店舗情報


  • - 住所: 京都府京都市中京区蛸薬師通烏丸西入ル橋弁慶町221
  • - 電話: 075-221-2666
  • - 営業時間: 10:00 - 18:30
  • - 定休日: 年末年始・夏季臨時休業あり(グランドオープン準備のため、8月25日、26日は休業)
  • - Webサイト: 片山文三郎商店


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会社情報

会社名
株式会社片山文三郎商店
住所
京都府京都市中京区橋弁慶町221
電話番号
075-221-2666

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