新登場のデジタルワイヤレスシステム『System 20 PRO』
株式会社オーディオテクニカが、2024年9月5日(木)に新たに発売するデジタルワイヤレスシステム『System 20 PRO』は、多チャンネルの使用が求められる現場で特に力を発揮する製品です。このシステムは、2.4GHz帯において最大20チャンネルの同時使用を可能にし、1Uハーフで4チャンネル出力を実現しています。
特徴と利便性
『System 20 PRO』の最大の魅力は、レシーバーを5台接続することで可能となるHDモードによる20チャンネルの同時使用です。更に、通常モードでも最大10チャンネルが利用できるため、様々なイベントや公演において多様な機材を同時に運用することができます。また、このシステムのレシーバーである『ATW-R1440』は、1チャンネルに対して最大4台のトランスミッターを事前に登録できるマルチペアリング機能を搭載しており、トランスミッターの電源を入れるだけで自動接続が行われるため、セッティングが格段に簡単になります。
多様なトランスミッター
『System 20 PRO』では、ボディパックトランスミッター(『ATW-T1401』)、ハンドヘルドトランスミッター(『ATW-T1402』)、バウンダリーマイクロホントランスミッター(『ATW-T1406』)、デスクスタンドトランスミッター(『ATW-T1407』)の4種類が用意されており、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。特にボディパックとハンドヘルドトランスミッターは、別売の2ch充電器(『ATW-CHG3a/A』『ATW-CHG3Na/A』)で充電が可能で、それぞれ最大約15時間及び18時間の運用が可能です。
インテリジェントな管理機能
さらに、専用ソフトウェア「Wireless Manager」を使用すれば、各機器の管理が簡単に行えます。機器設定の遠隔変更やマルチペアリング機能のスイッチ切り替えもスムーズで、オフラインで作成した設定をオンラインへ反映させることもできます。また、GAIN、EQ、COMPなど詳細な設定をプロジェクトファイルとして保存することも可能です。ソフトウェアからは、各機器のファームウェアアップデートも行えるため、常に最新の状態で使用できるのも大きな魅力です。
まとめ
『System 20 PRO』は幅広い用途に応じた性能を備えており、公演やイベントでの使用に最適です。多チャンネル対応、トランスミッターの多様性、そして革新的な管理機能により、オーディオテクニカの新しいデジタルワイヤレスシステムは、音響業界に新たなスタンダードをもたらすことが期待されます。詳細は公式サイトで確認できますので、ぜひご覧ください。
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