マイホーム購入者の意識調査
2025-04-09 17:06:11

住宅購入者のマイホーム資産価値に対する意識と不安の実態調査

住宅購入者のマイホーム資産価値に対する意識と不安の実態調査



近年、マイホームを「資産形成手段」としてとらえる人が増えていますが、その一方で資産価値を見極める自信を持つ人はわずか3割に過ぎないという調査結果が発表されました。これは、株式会社オープンハウスグループが行った、都市部に住む住宅購入者476人を対象にしたオンラインリサーチの結果です。

調査の背景と目的


不動産投資やマイホームが資産形成に重要であるという認識が高まっている中、本調査は「マイホームの資産価値に関する意識調査」として実施されました。この調査は、住宅購入時に資産価値がどの程度重要視されているか、そしてその判断に不安要素は何かを明らかにし、今後のマイホーム探しや資産形成計画に役立つヒントを提供することを目的としています。

調査概要


調査対象は、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、福岡の都市部に住む20代以上の住宅購入者476人で、その実施方法はオンラインリサーチでした。調査を担当したのはGMOリサーチ&AI株式会社です。

調査結果の概要


資産価値を重視する人々


調査の結果、約52%の人が住宅購入時に「資産価値」を重視していることがわかりました。特に「ある程度重視した」と「非常に重視した」と答えた人を合わせると、その数は半数以上に達します。

資産価値を見極める自信の欠如


一方で、68%もの人が不動産の資産価値を見極める自信がないと回答しました。この結果から、多くの人が資産価値を意識しながらも実際の判断が難しいと感じていることが窺えます。特に、「適正価格の判断方法」や「将来的な価値変動の予測」といった要素が難しさの原因として挙げられました。

資産価値判断の要素


さらに調査では、マイホームの資産価値を判断する際に最も重要視される要素として「駅からの距離」が26%でトップに立ちました。続いて「地価」が25%、次いで「エリアの将来性・再開発・都市計画」が13%という結果でした。

不安要素


調査によると、住宅購入者が抱える不安として最も多かったのは「適正価格の判断方法」で、52%の人がこの点に不安を感じています。また、転売時の需要予測や修繕コストも不安要素として挙げられており、多くの購入者が何らかの不安を抱えている様子が見受けられます。これに対して、何も不安を感じていないとする回答は38%にとどまっています。

購入の動機


調査の結果、最も多かったマイホーム購入の理由は「賃貸だと家賃がもったいない」というもので、全体の24%を占めました。次いで「子どもの成長や進学のため」が17%、同じく「家が狭い、または間取りを変えたかったため」が17%と続きました。このことから、理想の暮らしというよりは、経済的な理由でマイホームを選ぶ人が多いことが分かります。

まとめと今後の展望


マイホームの資産価値に関する意識調査を通じて、自分たちの住宅が持つ価値を意識しつつ、その見極めに自信が持てないという現状が明らかになりました。これは、今後の時間軸においても重要なテーマとなるでしょう。特に、資産形成を考える際には、より多くの情報を持つことが求められる時代が来ると考えられます。

詳細な調査結果は、こちらのリンクから確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社オープンハウスグループ
住所
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号JPタワー20F(総合受付)・21F
電話番号
03-6213-0775

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