大貫妙子の魅力
2024-12-12 18:21:42

大貫妙子、オーケストラと共演したシンフォニック・コンサート2024の魅力

大貫妙子のシンフォニック・コンサート2024



今年の11月30日、昭和女子大学にて『大貫妙子 シンフォニック・コンサート 2024』が開催され、オーケストラとの共演が観客の心を魅了しました。これは、彼女にとって4年ぶりのシンフォニック・コンサートで、演奏は指揮者佐々木新平が率いるグランドフィルハーモニック東京によって行われました。

開演の幕が開くと、まずオーケストラがインスト曲「カイエ」を演奏。独特のストリングスの美しさが際立ち、まるで色とりどりの花々がステージを飾るようでした。続いて華やかな衣装に身を包んだ大貫妙子が登場し、観客に笑顔で挨拶。「Tema Purissima」を歌った後は、オーケストラとの贅沢なコラボレーションが続きます。特に「夏に恋する女たち」では、波打つようなストリングスの中で、彼女の声が浮遊する様子がとても印象的でした。

コンサート中、大貫は「前回からあっという間に4年が経ちました」と振り返り、心境を語りつつ「歌えるうちにコンサートをたくさんやりたい」と意気込みを示しました。この言葉からも彼女の音楽に対する情熱が伝わります。

「黒のクレール」ではフルートの音色が秋を感じさせ、観客を魅了。さらに続けて「突然の贈りもの」では、繊細なバンドサウンドが大貫の声を包み込むように展開され、まるで音楽の物語が紡がれているようでした。

その後、フェビアン・レザ・パネがピアノを弾く中、「光のカーニバル」が始まります。オーケストラのサウンドが華やかに響き渡り、大貫の高音が映える瞬間はまさに感動的でした。意外にも大貫は、「オーケストラは楽しいですね!」とコメントし、その楽しさを自身でも実感している様子でした。

コンサートも終盤に差し掛かると、彼女の代表曲「TANGO」が演奏され、これまでの演奏に高揚感を加えていきます。特に「グランプリ」ではビッグバンド・ジャズ風のアレンジが施され、坂本龍一の作曲を引き立てる豪華なサウンドが聴衆を魅了しました。

アンコールでは「ピーターラビットとわたし」をしっとりと歌い上げ、最後には「色彩都市」で幸福感溢れる締めくくりがなされました。演奏の中で、大貫が「歌いながらきれいになるのよ私だけの秘密」という歌詞を思い出し、彼女自身の成長とともに音楽が融合していることを再確認しました。

コンサートが終了し、感動が冷めやらぬ中、大貫は「素晴らしいオーケストラのおかげで幸せに歌わせてもらいました」と述べ、拍手が鳴り止まない中、再登場。彼女の笑顔が観客一人一人に幸せを与えているようでした。来年も彼女の歌声を聴ける日が待ち遠しい限りです。

安定した音楽活動を続ける大貫妙子。2025年には山弦との公演なども控えていますが、今後どのような新しい歌声を聞かせてくれるのか、ファンとして楽しみにしたいと思います。


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