舞台『きたやじ オン・ザ・ロード~いざ、出立!!篇~』解説
演劇界に新たな風を吹き込む『きたやじ オン・ザ・ロード~いざ、出立!!篇~』は、2025年3月に上演される新作舞台です。主演は中川大輔が喜多八役、バディ役には牧島輝が弥次郎兵衞として共演します。この作品は、江戸時代後期に執筆された名作『東海道中膝栗毛』を元にしつつ、昭和時代の世話もの要素を取り入れた新作として、観客に楽しんでもらうことを目的としています。
また、この舞台はただのストーリーをリメイクしたものではなく、現代の感覚を取り入れた演出が光ります。シライケイタが脚本を手掛け、ウォーリー木下が潤色と演出を担当。多彩なキャスト陣と共に、作品に新たな息吹を吹き込みます。
キービジュアルと撮影の裏側
公開されたキービジュアルは、「いざ出立!」というテーマを基に疾走する姿が印象的です。4日間の撮影を経て、「きたやじ」とその仲間たちが未来へ向かって走り出す様子が表現されました。サーキュレーターを使用して、向かう風を感じさせながら、キャスト全員がカメラの前を一生懸命に走り抜ける姿が印象的でした。
主演の中川は、髪をたなびかせながら前へと進む姿を表現するため、何度もテイクを重ねる姿が見られました。その際、殺陣師の助言を受けながら勇ましい叫び声を上げるシーンも強烈な印象を残しています。牧島は、喜多八を支える役割をしっかり演じ、さらに余裕を感じさせる笑顔がポイントでした。
他のキャストたちも個性豊かな演技を見せ、新たな役を見事に演じ分けました。衣装や表情の細やかな演出によって、一つ一つのシーンが生き生きとした躍動感に溢れていました。特に、和田雅成の不適な笑みや、「お雪」役の浅川梨奈の愛らしさは際立っていました。彼らの表現力は、舞台の期待感を一層高めています。
公演情報
舞台の公演は東京と大阪の2都市で行われ、東京では日本青年館ホールにて、2025年3月1日から3月16日まで。大阪ではSkyシアターMBSで3月21日から3月23日までの期間で実施されます。チケットの予約はすでに開始されており、特典付きのイベントの日も設けられています。
料金は、平日S席が11,800円、A席が8,800円、U-22チケットが2,500円(すべて税込み)。特に人気の高い日はチケットが売り切れる可能性があるため、早めの予約が推奨されます。公演中には、アフタートークや来場者特典など、観客に楽しんでもらうための多数の企画も用意されています。
お問い合わせと公式情報
公式サイトやSNSを通じて最新情報が発信されるので、ぜひチェックしてみてください。劇場での特別な体験を楽しみにしています!