持続可能な水産業に向けた「南国白甘海老ファンド」の募集開始
日本の水産業を支える新たな試みとして、ミュージックセキュリティーズが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「セキュリテ」にて、株式会社日本陸養が提供する「完全国内生産 南国白甘海老ファンド」の募集がスタートしました。このプロジェクトは、厳しい環境問題に直面している日本の海老漁業の未来を切り開くためのものです。
日本陸養の革新技術
日本陸養は、和歌山市に拠点を置く企業で、海老の種苗生産から養殖まで、全て国内で完結する技術を有しています。近年、海水温の上昇や赤潮などが海洋環境に悪影響を及ぼし、漁業は多くの課題を抱えています。この厳しい状況を乗り越えるため、日本陸養はユニークな陸上養殖モデル「クシマスタイル」を構築しました。
このモデルでは、宮崎県串間市に新たに設立される陸上養殖場を中心に、地域の資源を活用しながら安定した海老の供給を目指します。特に、木質バイオマスを利用した養殖場の建設は、環境負荷を軽減しつつコスト削減にも繋がります。
陸上養殖場の特徴
新設の養殖場では、無菌海水を利用した種苗センターが設けられ、ウイルス感染リスクのない稚海老の量産を行います。さらに、南部環境エナジーとのパートナーシップにより、廃棄物を活用したエネルギー効率の良い運営が期待されています。これにより、加温コストを抑えながら安定供給を実現します。
南国白甘海老の魅力
このファンドで育てられる「南国白甘海老」は、透き通るような白色を持ち、極めて濃厚な旨味と甘さが特徴です。特にお刺身での味わいは格別で、口の中でとろける感覚が広がります。この特別な海老は、市場ではなかなか手に入らない希少品であり、出資者には特典として1kgが提供されることとなっています。
投資の機会
「南国白甘海老ファンド」は1口32,400円から参加可能で、募集金額は1,440万円です。獲得した資金は、新養殖場の設立や稚海老の養殖に充てられます。また、出資者には特別な体験として養殖場見学のチャンスが用意されています。
まとめと今後の展望
日本陸養が提案する「クシマスタイル」は、持続可能な水産業を目指す一つの新しい手法として注目を集めています。地域に根ざした食の再生を志すこのプロジェクトに、ぜひご注目ください!
詳細については「セキュリテ」の公式ページをぜひご覧ください。