キャスレーとダイワボウ、次世代ストレージ技術で提携を発表
2025年2月4日、キャスレーディープイノベーションズ(以下、キャスレー)とダイワボウ情報システム(以下、ダイワボウ)が新たな代理店契約を締結しました。この契約により、キャスレーはダイワボウを通じて自社の製品とサービスを日本国内市場に拡大し、IT市場向けに高品質なストレージソリューションの提供を目指します。
契約の背景と目的
近年、サイバー攻撃による企業の機密データや個人情報の漏洩が増加しており、企業はデータセキュリティのリスク管理に直面しています。特に大きな課題となっているのが、クラウドストレージの維持費やハッキングのリスク、さらには中央集権的な管理方式の脆弱性です。
このような背景の中で、キャスレーが取り扱う「furehako®(フレハコ)」はWeb3とブロックチェーン技術を駆使し、データをPeer to Peerで分散保存するシステムです。また、ネットワークをマスキングすることで、より安全な通信が可能になります。これにより、以下の課題を解決することが期待されています。
- - セキュリティリスクの増加(ハッキングやデータ漏洩)
- - クラウドストレージの高コスト
- - 中央集権型の管理からの脱却
- - ネットワーク上のパケット解析リスクの低減
製品の概要
この新しいストレージソリューションは、従来の中央集権型ストレージとは異なり、分散型のストレージおよびブロックチェーン技術を活用しています。これにより、データのセキュリティ、耐障害性、コスト効率を大幅に向上させることができます。この技術は、企業のデータ管理を根本から見直すもので、すでに市場から注目されています。特に、2025年1月にラスベガスで行われたCES2025では、この技術が注目を集め、テレビ東京の取材も受けました。
テレ東BIZ配信動画
(31分ごろから、弊社の取材映像となります)
今後の展望
キャスレーとダイワボウは、今回のパートナーシップを通じて、低コストで安全な新たなストレージソリューションを市場に広めていきます。今後も市場ニーズを的確に捉え、新たなビジネスチャンスの創出に向けて共に取り組んでいく予定です。
代表者のコメント
キャスレーの代表取締役である砂川和雅氏は、「ダイワボウとの提携をとても嬉しく思います。私たちの分散型ストレージ技術は、従来の方法とは異なり、革新的なデータ管理を提供します。」と述べています。
ダイワボウの松本裕之社長は、「キャスレーの技術を最大限活用し、新たなストレージへの移行を迅速に行うことで、安全でコスト効率の良いサービスを提供していきます。」とのコメントを寄せました。
企業紹介
- - キャスレー(Casley Deep Innovations株式会社)
- 代表者:砂川和雅
- 所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-4
- 事業内容:ディープテック領域のシステム開発やプロダクト開発
- 売上高:13.5億円(2024年3月期)
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公式URL
- 代表者:松本裕之
- 所在地:大阪府大阪市北区中之島3-2-4
- 事業内容:IT関連商品の販売
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公式URL