日本のいちご、アイスランドで再発売!
アイファーム株式会社(本社:東京都中央区)は、同社の100%子会社であるiFarm Iceland ehf.が生産する日本品種いちごの販売をアイスランド市場で再開しました。2025年3月の苗トラブルによる販売中断から約半年が経ち、ついに待望の再販が実現したのです。
先行予約が好調なスタート
11月28日(金)12:00(GMT)から自社のオンラインショップ(ichigo.is)での先行予約販売を開始し、初回ロット約100パック(約30kg)は当日中に完売しました。1パックあたりの価格は300gで4,500 ISK(約5,400円)と高めですが、iFarmがこれまでに築いてきたブランドへの信頼が顧客の期待を呼び込んだのです。
販売戦略の強化
今後の販売展開において、アイファームは様々な販路拡大施策を検討しています。特に高級レストランへいちごを提供する準備を進めており、ミシュラン星付きの飲食店においてもその名が広まることが期待されています。また、ジャムなどの加工品も開発しており、アイスランド内で通年提供・販売を目指しています。
さらに、アイスランドの首都レイキャビクで開かれるクリスマスマーケットにも出展し、商品の販売とプロモーション活動を強化する予定です。具体的な出展日程としては、12月7日、12日、13日から14日、21日といった日程が挙げられています。クリスマスギフト向けの特別パッケージも用意し、日本の伝統である風呂敷を用いたギフト仕様が注目されることでしょう。
株式投資型クラウドファンディングの実施
この販売再開に合わせて、アイファームは「CF Angels」にて株式投資型クラウドファンディングも行っています。生産体制の強化や供給量の増加に向けた資金を募るこの機会に、多くの投資家が賛同し、新たな日本の農業形態の創出を目指しています。募集期間は2025年12月15日まで。投資単位は1口10万円で、一般投資家は最大5口まで申し込むことが可能です。
詳細は公式サイトで確認を
投資に興味がある方は、公式ページ(https://cfangels.jp/projects/40)をご覧ください。アイファームでは持続可能な生産技術を駆使し、高品質な日本品種いちごをアイスランドと欧州で提供することで、新たな食文化を創出していく予定です。
オンライン見学会の開催
また、アイファームではアイスランド現地の工場見学と事業説明会をオンラインで開催します。iFarm IcelandのCEOが直接案内し、実際の生産状況やマーケットについてのお話を聞く貴重なチャンスです。参加は12月3日、5日、6日の3回に分けて行われ、Zoomを利用しての参加が可能です。
参加方法
以下のURLにアクセスすることで参加できます:
参加URL。
名前を伏せた参加や、画面オフでの視聴が可能ですので、気軽にご参加ください。
まとめ
アイファームの取り組みを通じて、日本の品質の高いいちごがアイスランドでの新たな食文化を呼び込むことが期待されます。今後の展開や様々なプロモーション活動にも注目していきたいものです。