「まんがLiving」が新たに江戸川区にオープン
日本の漫画文化を活用した新しい居場所、「まんがLiving」が2025年9月16日、東京都江戸川区の「共育プラザ平井」にオープンしました。これは、小学館集英社プロダクションが手掛けるプロジェクトで、共感体験をテーマにした中高生支援のための施設です。
この「まんがLiving」は、子どもたちがまんがを通じて自己肯定感を育て、新しい価値観や生き方に出会う場を提供することを目的としています。設置場所である「共育プラザ平井」は、まさにその使命を果たすための最適な環境です。子どもたちがリラックスできる「リビングルーム」としての役割を持ちながら、命の大切さを教える場所でもあります。
「まんがLiving」の構成要素
新たに設けられた「まんがLiving」には、以下のような5つの要素があります。
1.
まんがエリア
約500冊のまんが作品を取り揃え、「まんがLivingコンシェルジュ」が子どもたちをサポートします。ここでは、各自が好きなまんがを楽しみながら、他の訪問者とも意見交換ができます。
2.
しゃべり場
続いて、感情を軸にした「しゃべり場」が設置されています。子どもたちは互いにまんが作品を紹介し合い、共感体験を共有することで深い絆を築くことができます。
3.
心のしおり
制作された「心のしおり」は、特定のまんがのシーンと感情を結びつけています。この共感ツールによって、同じ気持ちになった誰かと繋がることができる機会を提供します。
4.
休けい室
地域の相談窓口と繋がり、福祉情報を発信する「休けい室」も設置されており、生活する上でのさまざまなサポートを受けられるよう大切な役割を果たします。
5.
まんがLivingコンシェルジュ
担当者が子どもたちとコミュニケーションを取ることで、より良い共感体験が可能になります。これにより、訪れる子どもたちは他者との触れ合いを通じて成長できる環境が整っています。
みんなの居場所へ
「まんがLiving」は、これまでに全国で4拠点がオープンしており、江戸川区の新たな拠点で子どもたちの未来を支える力となりたいという期待が込められています。まんがはただの娯楽ではなく、子どもたちにとっての生きる力であり、仲間との絆を深めるための素晴らしい手段となるでしょう。
お問い合わせ
「まんがLiving」に関する詳細な情報やお問い合わせは、株式会社小学館集英社プロダクションのパブリックサービス事業部まで。子どもたちの成長を支えるこの素晴らしい取り組みにぜひご注目ください。
このように、「まんがLiving」は子どもたちにとってより良い未来を作り出すための貴重な場となることを目指しています。