映画情報
香川県の劇場「ソレイユ」で、11月1日から上映が始まる映画『まぜこぜ一座殺人事件~まつりのあとのあとのまつり~』が注目を集めています。この作品は、特殊な背景を持つパフォーマーたちが集まる「まぜこぜ一座」に焦点を当て、彼らの表現や生き様を描き出したエンターテインメントです。
登壇者とアフタートーク
上映初日の次の日、11月2日(土)19:15より、アフタートークイベントが予定されています。このイベントでは、映画の監督、俳優、アシスタントプロデューサーが観客と共に作品の魅力や制作の裏話を語ります。登壇者は、俳優の東ちづるさん、監督の齊藤雄基さん、そして香川県親善大使でもある小林純子さんです。参加費は1,500円でパンフレットが付属します。
作品の特徴
本作には、全盲やダウン症、義足やトランスジェンダーなど、さまざまな特性を持ったパフォーマーたちが出演。彼らの本音や疑問、怒りをユーモアに転化することで、観客に深いメッセージを届けます。この映画の脚本を担当したのは、ドラァグクイーンのエスムラルダさんです。彼女は多才なアーティストで、この作品を通じて「普通」を超えた表現を追求しています。
監督の意図
監督の齊藤雄基さんは、CMやMVなどを手掛ける中で、初の長編映画に挑みました。「普段は注目されにくい存在であるマイノリティの人々が、自分らしく生きる姿を描きたかった」と語っています。この映画は彼にとって、自身のクリエイティブな挑戦でもあり、観客に心を打つ作品に仕上がっています。
バリアフリー対応
『まぜこぜ一座殺人事件』は視覚・聴覚に配慮した作品でもあります。日本語字幕が付いており、音声ガイドはスマートフォンのアプリ「HELLO!MOVIE」で利用可能です。このように、全ての人が映画を楽しめる環境が整えられています。
まとめ
この作品は、映画の枠を超えて、私たちが普段は考えないようなテーマを扱っています。「なぜ?」という問いかけを通じ、自由な表現を促し、観客に新たな視点を提供しています。アフタートークへの参加をぜひお楽しみいただき、作品の裏側や制作のこだわりを知る機会にしてください。
詳しい情報やチケット購入は、
映画の公式サイトをご覧ください。