株式会社ラクス、AI戦略を加速する新ポジションCAIOを設置
株式会社ラクス(所在地:東京都渋谷区)は、全社的なAI戦略の強化を目的として、新たに「CAIO(最高AI責任者)」というポジションを設置すると発表しました。この新しい役職は2025年7月11日から発効され、取締役の本松慎一郎がその任に就くことが決まっています。これにより、ラクスは顧客に対する価値提供の向上や、社内での生産性向上を目指し、AIによる大規模な変革を推し進めていく方針です。
本松氏は、ラクスの取締役を兼任し、プロダクトや技術の分野で長年の経験を有しています。彼は、AI技術の導入、開発、運用を全社的に進める責任を担い、経営戦略と直結した実行責任者としての役割を果たします。ラクスでは、生成AIなどの人工知能技術が企業のビジネスモデルや業務プロセスに与える影響が次第に大きくなる中で、このポジションの設置が不可欠であると判断しました。
新設されたCAIOの役割
CAIOの職務には、AI機能の実装をサービスに組み込むこと、さらに社員がAIを活用して業務を効率化し、生産性を向上させることが含まれます。また、ラクスはAIを汎用技術として捉え、その可能性を最大限に引き出すための体制を整えていくとしています。AI戦略の計画と実行を迅速かつ大胆に進めていくことで、顧客への提供価値を高めることを目指します。
様々な経験を持つ本松慎一郎
本松慎一郎氏は、大阪大学大学院で人工知能の研究を行い、2001年4月にラクスの前身であるアイティーブーストの立ち上げに参加。その後、「楽楽精算」や「楽楽明細」などの楽楽クラウド事業の統括を担当し、「メールディーラー」や「配配メール」などのクラウドサービスも手がけています。2021年6月に取締役に就任し、2025年7月からはCAIOも兼任します。
AIの進化に対応する経営戦略
ラクスは、急速に進化するAI環境に適応するため、AIを中心に据えた経営戦略を展開し、お客様への提案価値を最大化する取り組みを進めています。今後のラクスのさらなる成長と変革に期待が寄せられています。
会社情報
株式会社ラクスは、2000年11月1日に設立され、資本金は3億7,837万円。所在地は東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号 リンクスクエア新宿です。代表取締役社長は中村崇則氏で、主にクラウドサービス事業を展開しています。詳細は公式サイト
ラクス で確認できます。