未来の支援機器を体験できる「ニーズ・シーズマッチング交流会2025」
2025年12月18日から20日までの3日間、東京都立産業貿易センター浜松町館にて、公益財団法人テクノエイド協会が主催する「ニーズ・シーズマッチング交流会2025」が開催されます。この交流会は、支援機器の開発者と実際に利用する当事者や支援者が直接対話し、共に未来の支援機器を考える国内最大級のイベントです。
開発中の支援機器をいち早く体験するチャンス
今年の交流会には、過去最多となる86社が出展予定で、AIを活用したコミュニケーション支援機器や先進的なロボティクスによる移動支援機器など、最新の技術に触れる素晴らしい機会です。利用者はその場で開発者に対して使用感やニーズをリアルタイムでフィードバックでき、現存の支援機器に関する課題や改善要望が次期モデルの研究開発に活かされます。
参加者の声が示す交流の重要性
昨年の交流会では、多くの参加者が「現場での不便さをメーカーの方に直接伝えることができ、改善の糸口が見えた」と感想を述べ、この場の重要性を実感しました。また、支援機器メーカーからは「ユーザーの視点で具体的な課題を教えてもらえたことが開発の優先順位を明確にしてくれた」との声も。これらの参加者の意見は、今後の支援機器開発における貴重な情報となります。
シンポジウムとワークショップも同時開催
交流会の最終日である12月20日(土)には、支援技術や教育分野の専門家によるシンポジウムや実践的なワークショップが行われます。参加者は、支援技術の未来に関する議論や知識共有の機会を得ることができます。このような多様なプログラムによって、参加者は新しい視点やインスピレーションを得られることでしょう。
安全な環境での意見交換を支援
会場では、手話通訳や要約筆記が用意されており、来場者が安心して意見を交換できる環境が整えられています。特に、障害当事者が自らの経験を開発者に伝えやすい体制が整備されているため、より有意義な対話が期待されます。
参加登録について
この交流会は事前登録制で、参加は無料です。支援機器に興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。詳細情報や申し込みはテクノエイド協会のウェブサイトで確認できます。
開催に伴う具体的な日程は、1日目が12月18日(木)の13:00~17:00、2日目が12月19日(金)の10:00~17:00、最終日が12月20日(土)の10:00~16:00です。
まとめ
「ニーズ・シーズマッチング交流会2025」は、支援機器の革新に向けた重要なステップです。開発者と実際の利用者が交流し、意見を交換することで、未来の支援機器の在り方を共に考えるための貴重な機会を提供します。ぜひ、お見逃しなく!