Liberawareの挑戦
2024-10-07 14:53:39

ドローン技術の進化で災害対応力を向上させる株式会社Liberawareの挑戦

ドローン技術で迅速な被災状況把握を実現



株式会社Liberawareは、千葉県千葉市に拠点を置き、「誰もが安全な社会を作る」というミッションのもと、ドローン技術を活用した最新の防災訓練に参加しました。これは、一般社団法人日本医療防災技術研究所及び日本UAS産業振興協議会の要請に基づき、2023年9月28日に行われた「令和6年度大規模地震時医療活動訓練」においての出来事です。この訓練を通じ、同社は実際の災害現場でも役立つドローンの活用法を模索し、社会に貢献する姿勢を強化しています。

訓練の背景と目的



今回の訓練は、千葉県北西部直下型地震を想定したものでした。特に求められたのは、災害発生後の速やかな被災地の状況把握です。Liberawareが開発した小型ドローン「IBIS2」は、狭い場所やアクセスの難しいエリアでも活躍できる特性を持っているため、安全確認や安否不明者の捜索において、大きな期待が寄せられています。実際、令和6年1月に発生した能登半島地震でもこのドローンは効果を発揮し、災害調査活動に貢献してきました。

訓練の詳細



訓練では、千葉県総合救急災害医療センターの地下洞道において、漏水や電気系統の状況を確認する任務が与えられました。「IBIS」は、そうした被災地の状況をリアルタイムで確認し、災害対策本部やDMAT(災害派遣医療チーム)と連携しながら、その結果を迅速に報告しました。このような連携により、救助活動をより安全に行うための基盤が築かれました。

また、訓練を通じて、アクセスが難しい環境においても迅速に状況を把握できる可能性が確認され、今後の災害対応において重要な役割を果たすことが期待されているのです。

今後の展開



Liberawareは、この訓練の経験をもとに、ドローン技術のさらなる向上に努めていく考えです。特に、災害時に迅速な対応が求められる場面で、効率的な支援体制を構築するため、自治体や関連機関との連携を深めます。また、技術面だけでなく、体制の整備といった広範な視点からも災害支援に向けた取り組みを行っていく予定です。

会社紹介



株式会社Liberawareは、2016年8月に設立され、世界最小級のドローン開発を行っています。これまでに狭く危険な屋内空間に特化した点検や計測を実施し、テクノロジーを駆使したインフラ点検や維持管理ソリューションに力を入れています。社名の「Liberaware」は、見えないリスクを可視化し、誰もが安全な暮らしを実現することを目指しています。これからも技術と人間の安全をつなぐ架け橋として、さまざまな挑戦に取り組んでいくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Liberaware
住所
千葉県千葉市中央区中央3-3-1 フジモト第一生命ビル6階
電話番号
043-497-5740

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