Wacom Cintiq Pro 22 が日本デザイナー学院に導入
株式会社ワコムは、液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 22」40台を専門学校日本デザイナー学院の新設実習教室「デジタルクリエイションスタジオ」に導入しました。この学院は1965年に設立され、60年にわたり多くのクリエイターを輩出してきた伝統ある教育機関です。グラフィックデザインやイラストレーション、マンガなど多岐にわたる学科があり、現役のプロによる指導を受ける環境が整っています。
デジタルクリエイションスタジオの設備
「デジタルクリエイションスタジオ」は、プロ仕様の写真および動画撮影スタジオを持ち、デジタルイラストやマンガ制作に必要な器具が揃っています。教室内には円形テーブルが10台あり、それぞれに「Wacom Cintiq Pro 22」が4台ずつ配置されています。加えて左手デバイスやサブディスプレイも完備されており、イラストやマンガ制作を志す学生たちにとって、理想的な環境が整っています。
この「Wacom Cintiq Pro 22」は、主にイラストやマンガ関連の授業で使用されており、授業以外でも使用することが可能です。学生たちはこの設備を積極的に活用し、毎月開催されるオープンキャンパスでは「Wacom Cintiq Pro 22」の導入に好評が寄せられています。参加者からは「こんな設備の中で学びたい」との声が多く、アンケートでも「自分の表現が高められそう」という意見が多く見られます。
優れた性能による選定理由
日本デザイナー学院の理事兼東京校事務局長である長坂大輔氏は、「Wacom Cintiq Pro 22」の優れた性能を高く評価しています。リフレッシュレートの向上により滑らかな画面表示が可能で、ペンの遅延もほぼ感じられない操作性が特徴です。
長坂氏は、最上位モデルである「Wacom Cintiq Pro 22」の選定理由について以下のように述べています。
"学生に次元の高い教育を提供するためには、信頼のおける機材が必要です。講師陣も長年にわたりワコムの製品を使用しており、強い信頼を寄せています。学生が手にすることが難しいこの製品を提供することで、プロに必要な道具を理解してもらうことが重要です。"
経験を通じた新たな展開
同学院では、今後「Wacom Cintiq Pro 22」を他の科目にも活用し、総合アニメ・デジタルイラスト科の新設を見据えた展開も検討中です。60年の歴史を持つ日本デザイナー学院は、プロアニメーターの育成に新たなチャレンジを行っています。
長坂氏は、クリエイティブな制作環境の重要性について次のように語っています。
"現代では多様なクリエイティブツールが存在しますが、ペンタブレットは自身の手で何かを創造することにフォーカスを置くツールです。性能が高ければ高いほど、創造の可能性を引き出せます。充実した製造環境はクリエイター教育に不可欠です。"
このように、日本デザイナー学院ではクリエイター育成に向けての新たな試みが進められています。「Wacom Cintiq Pro 22」の導入は、学生たちの求める理想の学習環境の実現に寄与することでしょう。興味のある方はぜひ、学院の公式ページやワコムの関連情報もチェックしてみてください。
詳しい情報については、以下のリンクから確認できます。
株式会社ワコムについて
株式会社ワコム(東証プライム:6727)は、デジタルペン技術を通じて、様々なニーズに応える体験を提供する「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。全世界150以上の国で広く使用され、多様な職業のクリエイターや教育現場で支持されています。今後も最先端の技術に基づく新たなデジタルペン体験を届けていく所存です。
この情報は2023年10月時点のものです。内容は変更される場合がありますのでご注意ください。*