EPA認定アドバイザー追加
2025-08-15 16:21:46

阪急阪神エクスプレス、通関シンクタンクがEPA認定アドバイザーを増員

阪急阪神エクスプレスがEPA関税認定アドバイザーを増員



株式会社阪急阪神エクスプレス(以下、阪急阪神エクスプレス)は、2023年6月26日、同社の通関部に所属する6名の通関士が日本通関業連合会によってEPA(経済連携協定)関税認定アドバイザーに認定されたことを発表しました。この認定を受けた通関士の人数は、企業別では最多となり、阪急阪神エクスプレスの通関部における専門性の高さを示しています。

認定された通関士は、東日本通関部から3名、西日本通関部から3名が選ばれており、特に注目すべきは、5名が社内の専門チーム「通関シンクタンク」に所属している点です。このチームは、お客様がEPAを活用しやすい環境を整えるために設置されており、高度なコンサルティングサービスを提供しています。

通関シンクタンクの役割


通関シンクタンクは、EPAの利用を促進するための専門的な知識を持った通関士で構成されています。近年、CPTPP(環太平洋パートナーシップ協定)やRCEP(地域的な包括的経済連携協定)など、広範囲にわたるEPAが導入され、日本の貿易総額の約8割がEPA締約国との取引を占めています。それに伴い、特恵関税の引き下げが進む中、通関士の専門的な支援がますます求められています。

阪急阪神エクスプレスは、この専門チームを通じて、EPAに関する複雑な原産地規則や関税分類(HS)の解説を行うことで、お客様の輸出入業務を強力にサポートしています。今後も、より多くの企業がEPAを安心して活用できるように、専門的かつ的確な支援を続けていく方針です。

EPA関税認定アドバイザー制度について


EPA関税認定アドバイザー制度は、民間の通関士がEPA活用に必要な専門知識を持っていることを証明するために設けられました。2025年度からは、所定の条件を満たした通関士をEPA関税認定アドバイザーとして認定する新たな制度が導入される予定です。これにより、EPAの更なる利用促進が期待されています。

高品質なサービスの提供へ


阪急阪神エクスプレスは、通関シンクタンクのメンバーを増やすことで、さらに高品質な通関サービスの提供を目指しています。これにより、お客様の輸出入業務の発展を支え、安心して事業を行える環境を整備することに寄与していく予定です。

阪急阪神エクスプレスは、今後もお客様のニーズに応えるべく、積極的に知識やノウハウの共有を行い、高度な専門性を持つ通関士の育成に取り組んでまいります。これからも多くの企業との連携を強化し、貿易業界に貢献していくことを目指しています。


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会社情報

会社名
株式会社阪急阪神エクスプレス
住所
大阪府大阪市北区梅田二丁目5番25号
電話番号

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