泉佐野市に新たなスタートアップ拠点「Sano L•A•B」2025年開設へ

泉佐野市に新たなイノベーションの拠点「Sano L•A•B」

泉佐野市において、2025年10月1日よりコワーキングスペース「Sano L•A•B」の運営が始まります。この施設は、ソーシャルコワーキング®のスタートアップ企業、株式会社ATOMicaが主導し、大阪ガス株式会社およびReGACY Innovation Group株式会社との連携のもと、地域のイノベーションを促進する重要な拠点となります。

「Sano L•A•B」は、一般社団法人ローカルイノベーション協会が推進する「Izumisano Startup Support Program」の一環として整備され、泉佐野市でのスタートアップ案件をサポートする役割を担います。ここでは、ATOMicaのコミュニティマネージャーが常駐し、地元の企業や行政との連携を深めつつ、地域に根ざした新たな事業の展開を支援します。

コワーキングスペースの目的

泉佐野市は、関西国際空港の近接性や多様な産業基盤を持つ地域であり、スタートアップにとって魅力的な環境が整っています。「Sano L•A•B」は、こうした背景を踏まえた上で、スタートアップ企業が集まり、共創やイノベーションを促進するために設立されました。この場所は、企業や行政とのマッチングを提供し、持続的な発展に向けた基盤づくりを目指します。

地域との連携を深めるATOMicaの役割

ATOMicaは、全国でのネットワークを活用し、地域の人々や企業、行政との交流を促すための様々な取り組みを行います。その中でも、コミュニティマネージャーを常駐させ、利用者のニーズを把握し適切なリンクを提供することが重要な役割とされています。また、地域交流イベントの開催を通じて、多様な人材やアイデアの交流を深め、地域の次世代リーダーの育成を図ります。

Sano L•A•Bの具体的なサービス内容

- 常駐するコミュニティマネージャー: 利用者がいつでも気軽に相談できるプロフェッショナルが常駐し、ニーズに応じた支援を行います。
- 地域交流イベントの実施: ビジネスセミナーや異業種交流会を定期的に開催し、地域活性化を図ります。
- 全国のATOMicaネットワークとの連携: 全国に広がるATOMicaのネットワークを生かし、地域企業や大学とのパートナーシップを強化していきます。

施設の基本情報

「Sano L•A•B」は、泉佐野市の中心部に位置し、交通アクセスも良好であるため、多くの人々が訪れやすい環境を提供します。

- 住所: 大阪府泉佐野市りんくう往来南2-2 りんくうエルガビル内
- 開設日: 2025年10月1日（水）
- 営業時間: 月曜日から金曜日まで、10:00～18:00（年末年始は休業）
- サービス内容: Wi-Fi、電源、複合機などの便利な設備が利用可能なコワーキングスペースです。

代表者のコメント

ATOMicaの代表取締役Co-CEO、南原一輝氏は「Sano L•A•Bは、地域の資源を最大限に活かし、国内外から様々なスタートアップが集まる拠点として、イノベーションを生み出す真の共創の場となるでしょう」と語っています。多様なニーズに応じた支援を続けながら、地域とともに成長を目指す決意を表しています。