春日井市とおてらおやつクラブ
2024-09-14 00:26:09

愛知県春日井市とおてらおやつクラブが連携協定を締結し子ども支援へ

認定NPO法人おてらおやつクラブ(奈良県田原本町)が愛知県春日井市と「地域共生社会の推進に関する連携協定」を締結したことが話題を呼んでいます。この協定は、子どもたちの貧困問題を解決するための一環として、双方が協力して地域福祉の向上を目指すものです。

2024年9月13日、本協定の締結式が行われ、春日井市市長の石黒直樹氏や、関連寺院の代表が出席しました。春日井市は、子どもやひとり親家庭を支援する施策を進めており、地域で生活するすべての世代がつながる社会づくりに努めています。

具体的には、春日井市からの情報提供を通じて、ひとり親家庭におてらおやつクラブへのアクセスが提供されます。希望する家庭には、食材などの「おすそわけ」支援が行われ、地域住民が協力し合って、課題解決に取り組むことを目指しています。また、両者が協議して、地域住民のニーズに合った事業を立案し、実施していく計画もあります。

春日井市長の石黒氏は、子どもやひとり親家庭への支援が重要であると強調し、今回の協定を通じて、人と人とのつながりを深め、地域の支え合いを実現する意義について語りました。そして、子ども家庭センターの設置やフードドライブネットワークの構築など、様々な分野での支援を強化する意向を示しています。

おてらおやつクラブはこれまでにも、複数の自治体と連携協定を締結していますが、愛知県内での初の試みとして注目されています。理事の野田芳樹氏も、地域共生社会の推進に向けた取り組みを通じ、さまざまな立場の人々が互いに支え合うことのできる機会を作りたいと述べました。彼は、この協定が「助け合い」と「支え合い」という二つの側面を結ぶ架け橋となることに期待を寄せています。

おてらおやつクラブは、全国の子どもの貧困問題解決を目指し、寺院でのお供え物を通じてひとり親家庭へ支援を行っている団体です。春日井市との連携協定により、地域共生を促進し、より広範囲な市民へのサポートを実現させることが期待されています。今後の展開が、とても楽しみです。

おてらおやつクラブについて詳しく知りたい方は、公式ウェブサイトを訪れてみてください。もちろん、地域におけるご支援の意識が高まり、春日井市の街づくりが今後どのように変化していくのか、引き続き目が離せません。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
特定非営利活動法人おてらおやつクラブ
住所
奈良県磯城郡田原本町八尾40
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。