未来を育む建築の祭典『ひろしま国際建築祭2025』がやってくる！

『ひろしま国際建築祭2025』が福山にて開催！

広島県福山市で、建築文化を深く体感できるイベント『ひろしま国際建築祭2025』が始まります。この祭典は、一般財団法人神原・ツネイシ文化財団が主催し、10月4日から11月30日までの58日間にわたって行われます。今回は、国内外から招かれた多くの著名建築家が参加し、さまざまなトークイベントやワークショップを開催します。

トークイベントの全貌

イベント中、4つのトークイベントが用意されています。建築家や専門家がそれぞれの視点から建築について語り、参加者に新たなインスピレーションを提供します。

1. オープニングトーク：ひろしまから世界へ

2025年10月5日（日）に、コワーキングスペースto vioで開催されるこのトークは、建築祭の幕開けを飾る特別なイベントです。「ナイン・ヴィジョンズ」や「NEXT ARCHITECTURE」と題された展示に参加する建築家が登壇し、広島の建築文化の発展や自身のプロジェクトについて語る貴重な機会です。参加者は、戦後日本建築の影響を受けた広島の立ち位置や、現代建築の未来についての洞察を得ることができます。

2. 戦後建築の軌跡と現在

続いて行われる2回の記念シンポジウムは、10月18日と26日に開催され、それぞれの回で広島と瀬戸内の建築について深く掘り下げる内容となっています。戦後の建築家たちが瀬戸内で築いた文化を語り合い、今後の展望を考える場ともなるでしょう。さまざまな視点からの建築の歴史を学ぶことができます。

3. 最小単位の建築実践

10月25日のトークイベントでは、建築とZINEの関係に迫ります。建築家たちなりの新しい表現方法で、建築の考え方をシェアすることで、参加者に新たな視点を提供します。最新のトレンドを感じることができる瞬間です。

ワークショップで体験する建築

さらには、親子で楽しめるワークショップも開催されます。布を使ってのベンチ制作や、木材を使った椅子作り、さらには庭園での循環型ワークショップなど、実践を通じて建築や自然への理解を深める内容です。これらのワークショップは無料で参加可能で、事前予約が必要です。

体験の内容

- ワークショップ1: 伝統工法を用いたストックヤードの制作
- ワークショップ2: 小学生を対象にした大工体験
- ワークショップ3: 自然素材を使った循環型ワークショップ

これらの体験を通じて、子どもたちの感性を育み、建築への関わりを深めることができる機会です。

まとめ

『ひろしま国際建築祭2025』は、単なるイベントではなく、地域の文化を育み、未来の桃源郷を描くための可能性を秘めた祭典です。建築に興味がある方はもちろん、地域住民や訪問者全てに新しい視点を提供してくれるこの機会をお見逃しなく！皆さんの参加をお待ちしています。

詳細は公式ホームページをご確認ください。ひろしま国際建築祭2025