脳の健康を簡単に把握する新アプリ「はなしてね」
2025年9月3日、株式会社IGSAが50〜70代向けの音声ベースの脳の健康管理アプリ「はなしてね」の正式版をリリースしました。このアプリは、スマートフォンを使って簡単に自分の脳の健康状態を測定し、生活習慣を改善するためのアクションを提案する便利なツールです。
スマホで手軽に脳測定
「はなしてね」では、自宅でスマホに向かって2分間会話をするだけで、自分の脳の健康状態を可視化できます。このアプリでは、脳の健康状態をA、B、C、Dの4つの段階に分類し、必要に応じてさらに詳しい測定に進むことが可能です。これによって、どの認知領域に注意を向ければよいかがわかるため、ユーザーは自分の現状を容易に把握することができます。
このシステムの基盤には、6万時間以上に及ぶ音声データを学習したAIがあります。このAIは、人間の発話のパターンを分析し、認知機能に変化が見られる際にはどのような発話の変化が現れるかを考察しています。この分析は、東京都健康長寿医療センター研究所との共同研究によって支えられています。
継続的な健康管理の重要性
脳の健康は、年数をかけて徐々に影響を受けるものです。10年、20年かけて進行する可能性もあるため、早期の変化に気づき、統制することが重要です。「はなしてね」は、定期的に測定を行うことで、自分自身の脳の健康を長期間にわたって把握し続けることができる仕様になっており、未来の健康リスクを未然に防ぐ手助けをします。
生活習慣改善の提案
測定結果に応じて、アプリはユーザーに脳に良い生活習慣やアクションを提案します。ユーザーはポイント形式で年間を通じて目指す状態を確認でき、計画的な行動を促進されます。これにより、ユーザーは日常生活の中で、健康的な選択をする意識を育むことができます。
利用方法の紹介
「はなしてね」を利用するには公式ホームページ(https://lp.hanashitene.com/)からLINE登録を行う必要があります。詳しい操作方法やアプリの概要は、公式YouTubeチャンネルで紹介されている動画で確認可能です。
早期公開版からのフィードバック
正式版のリリースに先立ち、2025年8月2日より無償提供された早期公開版から得たユーザーフィードバックをもとに、アクセシビリティが改善されています。特に50代のユーザーから高い支持を受け、多層なユーザー層に利用されていることが確認されています。
IGSAについて
株式会社IGSAは、東京大学松尾研究室出身のAIスタートアップ企業で、音声バイオマーカー技術及びAIソリューションの開発に取り組んでいます。私たちのビジョンは「未来のあたりまえを創り、持続可能な幸せを追求する」ことです。
- - 所在地:東京都文京区本郷6丁目25番14号3F
- - 設立:2022年8月
- - 代表者:松島創一郎
- - コーポレートサイト:IGSA公式サイト
この「はなしてね」アプリは、脳の健康管理を手軽に行いたい全ての人々にとって、これからの生活の必須アイテムとなることでしょう。アプリを通じて、自分の健康を見直す良い機会にしてみてはいかがでしょうか。